PiPi's World 投稿小説

NTR危険予知能力
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 28
 30
の最後へ

NTR危険予知能力 30

僕は最後の一突きでありったけの欲望をユウキの膣内でぶちまける。

「うあんっ!いいっ!レンちゃんのがっ、来てるぅぅぅっっっ!!」

ユウキも絶叫しながら果てる。
僕は大きく息を吐きながら、そのまま後方に身を投げ出したのだ。


幸いと言うか、公園には誰も来ず・・・
僕達は身繕いして出て行くまで無人だった。
後は帰り着くまで、この暑さにも関わらずユウキがべったりくっついて、本当にラブラブデートと言う感じで終われたのだ。

次の日、ユウキはクラブに退部届を出した。
その時聞いた話によると、チャラ男もお姉さんの療養を理由に夏休み中の引越しになるらしい。
これで恐らくユウキとチャラ男の関係するフラグは消えただろう。
それを証明するように、連日続いたユウキとチャラ男の夢も、デートの日から見なくなっていたのだ。



そんな夏休みも中盤になる頃。
ルナが帰省して行った。
ルナはお母さんが北欧の人で、お兄さんが1人いる。
現在、両親とお兄さんが北欧に居て、ルナだけが日本に残っている。

こうして長い休みがあると帰省してる訳だ。

ルナの見送りは特に問題無く終わった。
あの最初の夢以来、実はルナの夢だけは全く見ていない。
そのせいか、ルナとのエッチの回数は後の3人と比べても圧倒的に少ない。
まぁ、ルナからセックスは週に一回と言う申し出があったからだ。
理由はよく分からないが、約束事を破るのを嫌うルナの性格だけに僕はそれに大人しく従っていた。
勿論、他に相手がいるから耐えれるのもあるが、どうもルナは僕が他の相手とする事には寛容なのだ。


そんな事で二学期前まではルナは帰省。
僕は、マリさん達と山の中にある別荘に行く事になっている。
この別荘はマリさんの実家所有で、清算の対象なのだが、引き渡しが夏以降になっている物件なのだ。
だから夏休み期間は使えると言う事だ。

本当はここも夏には引き渡す予定で、僕達は海の旅館に泊まりに行く予定を立てていた。
でも、僕がその行った海で全員が犯される夢を見た為に急遽引き渡しを伸ばして貰って使う事にしたのだ。

今回、別荘に行くのは、マリさんとユリさん、そしてユウキ。
後、エリさんとエミちゃんも来る。

僕とユウキはマリさんとユリさんと共に車で別荘に向かう。
エリさんとエミちゃんは現地集合だ。
その道中、助手席に座る僕にマリさんが言う。

「向こうで、エリを説得するのを手伝って欲しいの・・・エリは私達が本家に嫁ぐべきと言う考えなのよ」

確かエリさんもシングルマザーで、いかにもキャリアウーマンぽい印象の人だった。

「お金の無い僕より現実を見ろって話だよね」
「ええ、相当怒られたわ」

僕は地位もお金も無い只の高校生で、向こうは地位もお金もある。
現実を考えれば、本家に入る方が賢いと言う事だろう。

「一応、説得できるネタはあります」
「夢・・・なのね」

マリさんの言う通り、僕は数日前から何故かエリさんの過去らしき夢を見ていた。
そこからエリさんの色んな情報を仕入れれたから、もしそれが本当なら説得できるかもしれないと思っていた。

因みにここにユウキがついてきているのは、僕と同様、ユリさん一家と長い付き合いだから。ユウキのご両親は共働きで休みがとりにくい関係上ユウキが一人で僕らについてきた。

「レンちゃんって超能力者だったんだねぇ」
「そんな、たいしたことないよ」
「ユウキちゃんも危ないとこだったわけね」

「ボクも、なんかゾッとする気分だよ。レンちゃんがいなかったら…怖いな。だから、ユリお姉ちゃんも、みんなも、レンちゃんのモノになるのが一番いいと思うんだけどな…」

「あら、私達は身も心もレンくんに捧げ済みよ」
「お母さんの言う通りだわ・・・生涯レンくんに尽くすつもりよ」
「へっへーん!・・・もうボクなんかレンくんが肉便器にするって言われたんだからねっ!」

マリさんとユリさんがそう言うと、ユウキが自慢げにそう言い返す。
するとマリさんとユリさんから「いいなぁ」と言う声が上がり車内が笑いに包まれる。

車内の笑いに和みながら僕は考える。
エリさんは相当な難敵だ。
本家に入る事にエリさんが拘る理由は、エリさんが相当お金に苦労した事。
エリさんの元旦那は遊び人で、仕事が続かない上にいくつも事業を起こして失敗すると言うとんでもない人だった。
ただエリさんは相当愛していたらしく、エミちゃんが小さい頃から働いて家計を支えていたのだ。
数年前にその元旦那がマリさん達の実家の資産を食い潰しただけでなく、実家名義で相当な借金をして夜逃げ・・・
夜逃げ中に事故を起こして同乗していた不倫相手共々死亡した。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す