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NTR危険予知能力
官能リレー小説 - 学園物

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NTR危険予知能力 22

これまでは何も感じなかった。
妹みたいと言うか、弟みたいと言うか・・・
兄弟みたいな関係でしかユウキを見てこなかった。

だが、今ここにいるのは可愛い女。
僕の女だ。

僕は身を震わせて軽く達したユウキの身体を引き寄せて唇を重ねる。
ユウキとの初キス。
少し堪能しながら、長々と唇を合わせ続ける。
ユウキは全く抵抗しないどころか、表情がトロンとしてきた。

「可愛いな、ユウキ」
「可愛い・・・可愛いの、ボク・・・」

どこか浮世離れした表情でトロンとしているユウキ。
可愛いなんて僕もこれまで言った事が無いし、多分ユウキも言われた事も無いだろう。

「可愛いユウキと繋がって・・・僕の女にするよ」

これで嫌と言われて本気で抵抗されたら、僕はユウキに力負けしそうではある。
だけどユウキは抵抗するそぶりは無い。
僕を見る潤んだ目は期待半分、不安半分と言った感じだろう。

「ボク、レンちゃんの女に、なるの…?」

潤んだ瞳で僕を見つめ、尋ねるユウキ。
快活なスポーツ少女の顔はそこには無くて。

「好きだ、ユウキ」
「嬉しい……レンちゃんが、ボクのこと、好きって言ってくれた…」

潤んだ瞳で嬉しそうなユウキ。
その顔に僕は胸が締め付けられる思いがした。
あのチャラ男の最初の夢のような、絶望の顔にはさせちゃいけない。
僕はもう一度ユウキにキスすると、ユウキは僕に抱きついてきて応える。

「ユウキ・・・」
「うん・・・」

僕が自分の竿を支えると、ユウキはそこに腰を下ろす。
ユウキの股間と僕の竿の先端が合わさった瞬間、ユウキばビクンと身震いするが・・・
僕を見て微笑み、自ら腰を下ろす。

「んふふふうぅっっ!」

苦しそうな表情と声。
それでもズドンと根元まで腰を下ろし、ユウキのプリンのようなお尻が僕の膝の上に降りてくる。
ユウキの膣内はルナの時より更にキツい。
ギチギチに僕竿を締め付けてきていた。
気持ちいいんだけど、同時にキツい。

ユウキの方は相当痛いらしく、額からは脂汗。
僕に抱きついて身震いしながら目を瞑り、痛みにひたすら耐えている様子だった。
そして僕達の繋がった股間からは、純潔の赤い印が流れ出していた。

あの夢でも見た、ユウキの純潔の証。
それを奪ったのは、あのチャラ男ではなく僕だということ。

「痛いか、ユウキ」
「んんぅぅ……っ、うぅ、い、いた、いぃ……」
両手が僕の背中をギュッとつかむ。
反応は、夢と似たようなものかもしれない。

僕は焦らない。
夢の中のアイツみたいに性急に突きまくったりはしない。

「僕らは一つになれたんだ。ユウキと一つになれて、僕はとても幸せだよ」
「レンちゃん……レンちゃん……」

潤んだ瞳に喜びは見えるが、痛みで眉を寄せ身を強張らせている。
そんなユウキの背中をさすりながら僕はじっと待つ。
動いて快感を得たいが、それじゃあユウキが痛いだけだ。
少しでも初体験が良かったと思わして上げたい・・・
夢の中で絶望的な顔をしたユウキを見ただけにそう思っていた。

少しずつユウキの身体の強張りがとれてくる。
僕はユウキの頭を撫でてやり、キスをしてやる。

「可愛い僕のユウキ・・・」
「んあぁ、レンちゃあん・・・」

身体の強張りが随分と取れ、ユウキから甘い声が出る。
完全に痛みは取れないだろうが、これで動くのは可能だろう。
僕が少しゆっくり目に突き上げると、ユウキはギュッと目を瞑って僕に抱きつく。

「んぁっ、んぁっ、レンちゃん、レンちゃん!」

どこかしら甘さはあるが、まだ痛みの残る声だ。
ルナの初体験の方がこなれていたけど、それは個人差なのかもしれない。
だから僕は慎重に腰を動かす。
と言っても、ユウキの痛みが取れる訳でも無い。

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