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NTR危険予知能力
官能リレー小説 - 学園物

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NTR危険予知能力 17

マリさんとのプレイは楽しかった一方で、救いの決め手にならなかったことも思い知らされた。
後日、マリさんの借金が精算される代わりに家を明け渡すことが決まった。
ユリさんは卒業まで猶予が与えられ、なんとルナの家で暮らすことになる。一度彼女の家で「シェアハウスにできそう」と冗談を言ったのを思い出す。
こっちに残ってくれてるのは嬉しいが、まさかルナの家に上がり込んでユリさんを抱くのは無茶である。結局こっそり会ってエッチする状態となる。

それから、また夢を見た。ユリさんとマリさんが乱交にふけったあの泉だ。
今度も数名の少年の前で全裸で挑発する。すると、少年たちは全裸になって我先にと爆乳熟女に群がる。
しかし、すぐ本番を許す気はないようで、手や口で責めている。いきなりそこに当主が現れ、少年たちを追い散らしてマリさんに体罰でも与えようと本来の下り口を無視して一気に駆け下りようとした。
だが、初老の身で満足な準備運動もなく突発的な動きをしたので、感情的な思考に肉体がついてこなくて足がもつれて斜面を転げ落ちて最後に岩に頭をぶつける。
どうやら、絶命したらしい。サスペンスもののような場面に少年たちはざわめくが、マリさんはどこかおどけた表情で目立たないようにピースをした。
まるで僕が夢に見ると分かっているかのようである。事実ならマリさんもしたたかさを身に着けたようだ。きっと少年たちも地方の閉鎖性もあって、誰一人当主の転落死の真相を語らないだろう。

さすがにこの展開は体を張ってまで阻止する必要はない。
乱交と並ぶ衝撃的な場面だったが、マリさんの為にはこのままの結末でいい。
そんな事を考えていると、マリさんがかつて暮らしていた家の前まで来てしまう。確か、借金を精算する代わりに本家の所有となったそうだ。
それとなくどんな住人か伺えるものがないかチラ見しようとしたら、車が来て車庫に入る。若い女性が二人乗っている。
おそらく、この家は進学して実家を離れた本家の娘たちが使っているのだろう。どんな女性か気になる一方で、マリさんの将来を奪おうとした連中の仲間と思うとネガティブな思いもある。
直接探りを入れてばれると色々面倒なので、ユウキに調べさせることにした。

「レンちゃんもご近所が気になるなんて、奥様な一面があるんだね」
「いいから、収穫を出せ」
「女子大生だね、マンションからこっちに移ったんだって。結構いい人で、話しやすかった。下着の店を教えてあげたら、おごってくれたよ」
「なんで、下着?」
「あの人達も、おっぱいおっきかったからね」
成る程と思いながら色々聞くと、苗字から察するに本家の娘達らしい。
彼女達には少し離れた兄がいると、ユウキはそんな事まで聞き出していたようだ。
ユウキは他に色々聞き出していて、彼女達の引越しがこの時期なのは、彼女達の父親が事故で負傷し入院した為だとか。
予知夢では死んだ事になっていたが、どうも何かのフラグでか生きていたようだ。
そして彼女の実家の方は、その兄が入院した父親に変わって当主業をしているようだ。
その兄は恐らくユリさんを犯した男だと思うから、恐らくまだ注意が必要と言う事だろう。

「そうだ!、そのお姉さん達と今度水着買いに行くんだよ!」

ユウキが楽しそうにそう言う。
本当にユウキはすぐに誰でも仲良くなれると感心してしまう。
だが、誰にでも無警戒と言うのは怖くもある。

「もうすぐクラブの合宿があるの!・・・海の側だから、水着も持ってこいって!」

楽しみだと言わんばかりのユウキの笑顔。
確かに運動部は合宿と言うのが定番ではある。

そんなユウキの笑顔をみて、心の中に沸く一抹の不安。
周りの視線に疎いユウキだからこそ、気になること。
それはその日の夜に、夢に出た。

テニス部の夏合宿を楽しむユウキ。
人一倍トレーニングにも励み、合間の休み時間は水着姿で思い切り弾ける。
その水着に包まれたバストも弾けそうだが……

夕食を終えた後であろう、男子部員に呼び止められるユウキ。
一言二言会話を交わすと、その男子について行き、ある部屋に入る。
部屋の中には、数人の男子部員。
お菓子や飲み物を差し出され、楽しく会話するユウキ。ユウキ以外にも女子部員が数人呼ばれていた。

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