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憧れの先輩はいろいろヤバい
官能リレー小説 - 学園物

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憧れの先輩はいろいろヤバい 10

さすがにそれは恥ずかしすぎる。
全校生徒の一番上に立つ生徒会長なんだぞ、希海さんは。そんな人が僕なんか、クラスの中で浮いてる、日陰者の僕なんかのことを「ご主人様」だなんて…ついこの間忽然と学校からいなくなった唐橋みたいに「お前会長に何したんだ」なんて詮索されそうだし…


「冗談よ」
「冗談には聞こえませんでしたが」
「むしろ、春秋くんには別の頼みがあるの。こっちは冗談抜きでよ」
「はあ。なんでしょうか」

「春秋くんに、生徒会の役員になってもらいたいの。それと、私にとって大事な、2人の復帰も手伝ってもらいたいのよ」

「まあ、今の状況に役職名が付くだけに近いですから良いですけど、復帰に協力って何をするんですか?」
「大丈夫、難しい事じゃないわ。2人を私同様に可愛がって欲しいのよ」
「は?可愛がる?」
「はい、御主人様の御寵愛を賜ります様お願い致します」
「あの、希海さん。冗談ですよね?」
「多少大袈裟に言ってるけど大筋は変わらないわ。実は2人は、その、悪い男に酷い目に遭わされてね、男性不審とか男性恐怖症とでも言えばいいのかな?そんな感じだから春秋くんで慰めてトラウマを取り除きたいのよ」
「そんなので問題解決出来るんですか?」
「あくまでお願いしたいのは2人の心の救済よ。その他の事は私が“キッチリ”と“片付ける”わ。悪くない話でしょう?私は友人2人を復帰させられる。春秋くんは合計3人の性奴隷が手に入る。ね、良い事尽くめでしょ?」
「性奴隷って……救済になってないんじゃ?」
「どの道今後、此処で春秋くんと楽しむんだから一々バレないようにするの面倒でしょう?だから巻き込んでおかないと」
「……」
それって何か違くないですかね?!



なんだかんだで僕は希海さんにお願いされる形で生徒会の役員になった。周囲の目は、まあ気にする必要はないだろう。なんかたまにヤバいこと言うけど、希海さんは本気を出したら僕のことは全力で守ってくれる人だ。
…たまにその全力が変なベクトルに向かうけど。


そして。

「ええっと…初めまして。1年の遊佐春秋です」
「初めまして」
「(コクリ)」

希海さんが復帰させたい、僕にケアしてほしいという2人のご友人。木原佳南先輩と朝霧音夢先輩。

休日に希海さんに招かれ御自宅にお邪魔している。そして例の2人を紹介された。2人とも希海さんに負けない位の美人だ。
「ね、可愛い子でしょ?彼には色々助けられてるのよ。おかげで最近は絶好調なの」
「絶好調、ねえ……君、遊佐くんと言ったよね。何か、希海に目を付けられて相当大変な学生生活を過ごしている様だね」
「別にそんな事は無い…………とは思うんですけど」
「いいや、少なくとも平穏な学生生活を過ごせているとはとても思えないよ」
コクコク
木原先輩の発言に頷く朝霧先輩。
「希海は良い子。でも変人」
「ハッキリと頭がイかれてるって言って良いと思うよ」
「確かに」
2人から辛辣な評価をされてる希海さん。
「ちょっと、2人共酷くない?」
「こんな形で彼氏の紹介をするアンタは頭がおかしいわ」
「呆れて物も言えない」
「すみません、僕もフォロー出来ません」
何故なら僕と希海さんは全裸でベッドの上で騎乗位の真っ最中だからである。
今日は2人を紹介すると言われていたのだけど、希海さんは僕を自室に招き入れるといきなり裸になり僕を裸に剥きベッドに押し倒した。そして合体したところで携帯電話で2人を呼び出した。2人共既にこの家にいたらしく1分程度で部屋のドアが開き、2人が入って来ると目の前には全裸の希海さんがこれまた全裸の男に跨ってお楽しみの真っ最中。そしてフリーズする2人を放置したまま盛り続け大絶叫で膣内射精を受けた後に平然と僕の紹介を始めた希海さんは確かに頭がおかしいだろう。

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