生徒会日和~Second Season~ 80
早紀さんの身体をベッドに横たえ、その上から被さる。
もちろん僕らはまだ繋がったままである。
「凄いな樹くん、なんか男らしいっていうか」
「簡単ですよ。早紀さんむしろ軽すぎて心配になります」
「そう?最近食べすぎたって思ってさ…」
「そんなことないです、よ!」
「ふあっ!?」
僕は再び腰をせり出した。
「大丈夫ですか?」
僕は一応動きを止めて聞いた。
「大丈夫。ちょっと、いきなり来て、びっくりしただけ…」
「じゃあ、続き、行きますよ」
僕はすぐに、急速に、腰を動かし始めた。
「ああっ!すごいぃ!」
甲高い悲鳴が部屋の中に響く。
さらに動きを早め、激しくさせると早紀さんの声もどんどん大きくなっていく。
額に汗が滲み、早紀さんの顔、身体に降りかかる。それも気にする暇もなく僕は腰を振り続けた。
「あああっ、いっ、樹くんっ、いいっ、気持ち、良すぎて、もうダメだよっ……」
シャワーで濡れているからよく分からないが早紀さんも汗が吹き出しているに違いない。そして、結合した部分は今までとは違う湿り気が広がっていった。
早紀さんは目を閉じ、声にならない声を上げ続け、そして「ああっ!」という声と共に声を止めた。気を失ったのだろうか?
早紀さんの身体を抱き締める。少しヒクヒクと痙攣しているのがわかった。本当なら僕も一緒に達しているのが一番いいんだけど、今回はそうならなかった。早紀さんのナカから抜いた僕のソレはまだ物足りなさそうにギンギンにそそり立っていた。
「い、樹くん………」
薄眼を開けた早紀さんが力のない声を上げた。