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生徒会日和~Second Season~
官能リレー小説 - 学園物

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生徒会日和~Second Season~ 7

「あっ、ああっ…!こんな、激しい、ひゃぁんっ!」
「まだまだです!」
「んくっ、いぃ、樹っ、これっ、すご、過ぎ、っ!!」
「普段の稽古に比べたら、伶奈さんなら大丈夫なはず、です…!」
「ああっ、あああぁっ…!」

伶奈さんが痛がる気配を見せないのでどんどん強く、そして激しく突き続ける。
つながった先はキュウキュウと締め付けが強まり、僕も楽ではない。

「ああ、あっ、樹…ダメ、っ!!」
「僕もです…行きますからね…!!」

 その言葉の後、僕は直ちに発射していった。

 「…行きました」
 僕と伶奈さんは結合したまま、しばらくその場で抱きしめあった。
 「改めて、今年度も、よろしく。樹」
 「伶奈さん、こちらこそ、よろしくお願いします」
伶奈さんはニコッと微笑んだ。
今年の剣道部は、もっと雰囲気がよくなるに違いない。なんとなくそう思った。


翌日。
澪さんが中心になって作った校内新聞があちこちに掲載され、行違う生徒も手に取っているのが確認できた。
僕も「ご自由にどうぞ」と書かれたデスクから一部取って見てみる。
内容は間もなく行われる生徒会役員選挙の展望。
有力候補の名前と写真、それに選ばれる可能性…まるで紙面が競馬新聞みたいである。

「………どういうことよ、これ」
僕の隣でちょっとご機嫌斜めにしてるのはアリス・ウェインライト。
今年も同じクラスの彼女は昨年度一緒に生徒会役員を務めた熱田葵さんや春田茜さんを押しのけて有力候補に名前が挙がっているのだ。

 僕は改めて記事を読んだ。
 「ソフトボールの女神 アリス ウェインライト」
 「ソフトボール部での派手な活躍で俄然注目」
 「ディディエ トゥーレも支持」
 ディディエ トゥーレ?
 「アリスさん、ディディエ君と接点あったっけ?」
 「セッテンいうか、英語で話せる仲間だから、話してることはあるけどね…あいつ、何言ったのよ?」
 小さい字の記事までよく読むと、ディディエ君は「外国人がトップに立つのもいいかもしれない」的なことを言っただけのようだ。
 僕も下手なことを発言するとやっぱり切り取られて書かれそうだ。気をつけてよかった、と思った。

アリスは校内新聞を見ながら不機嫌な表情をしているが、僕としては一緒に生徒会で仕事できるならすごく頼りになる存在だと思う。
「怒ってる?」
「別に」
「もし…当選したらどうする?」
「したら?うん、それはそのとき次第ね。樹が一緒なら引き受けてもいいかも」

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