生徒会日和~Second Season~ 56
僕はいったん、突くのをやめて姫さんに言った。
「みんなおんなじことしてる、って姫さん言ったでしょ」
「う、うん…」
「だったら、いいんじゃない?それに、僕は姫さんの可愛い声、もっと聴きたいかも」
「樹くん…意地悪」
僕は再び腰を動かす。
「あっ!ああああぁっ、それっ、それダメっ!!!樹くんっ、私、私っ、おかしくなる……っっ!!!」
姫さんは僕の言葉を聞いて、より遠慮なく声を上げていく。
「ああ、おかしくなって、いいよ」
僕はもっと強く、激しく、突いていく。
「うわああぁっ、それ、らめえぇっ!」
しばらく続けるうちに僕の限界も近づく
「そろそろ、イっていい?」
「いいよっ、そのまま、きて。わらし、もう、イッちゃってるぅ」
僕はそのすぐ後、姫さんの中に液を注ぎ込んでいた。
姫さんは全身を痙攣させ、ぐったりとベッドに倒れた。
イッてからもしばらくは繋がった先はキュンと締め付けが続き、僕の精液は全て姫さんの中に送り込まれた。
「幸せ」
しばらく意識を飛ばしていた姫さん。僕は戻ってくるまで待っていた。
「先輩にはゴメン」
「いいよ。姫さんがしたくなったら…」
しばらくベッドの上で二人で過ごした後、僕は服を着てドアから出て行こうとする。
姫さんに見送られながら出ようとすると、一人の人影が目の前を横切ろうとした。
「あ、姫センパイ、やっぱり穂積先輩とそんな仲だったんですねぇ」
「ふふふ、サナちゃんだってお互い様でしょ?」
「もお、内緒だってえ」
その女の子…さっき藤原くんと一緒にいた子だった。1年生の寮住まいの子、姫さん同様かなり可愛い子だ。
「栃原佐奈ちゃん。隣の部屋でとても人なつこい子でねー」