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生徒会日和~Second Season~
官能リレー小説 - 学園物

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生徒会日和~Second Season~ 45

早紀さん本人も会長になることには消極的に見えた…でも、まさかそんな。

「まあ、ルール違反として追及することはないけど」
「ちょっと衝撃的というか…」
「それでも、ほかのポストでの生徒会入りは確実だからね」

美和さんの話が続く。

「現在4位がアリス・ウェインライトさん。彼女はなかなかの躍進、健闘と言ってもいいでしょう」

 「票数は、10票です」
 「3年生票でこれだけ入るのはかなりの健闘…」

 その時、また原稿がめくられる音が響いた。
 「開票率、約60%での速報です…」
 美和さんは一息入れた。
 「第一位……穂積樹くん、97票。第二位、曽根梓さん、93票…」

「2年生票が開票されてきたね」
「ここで逆転しましたね」

やはり同学年では…そういえば蜜恵さんとか、僕に入れるかも、とか言ってたし、そういう人が多かったわけか…

「4番手以降は熱田さん、春田さん、アリスさんの票がかなり競り合いになってるね」

 「やはり同学年の知っている人に入れる人がそれなりに多いですね…さて、春日井さん、最終結果はどうなると思いますか?これから一年生票が開き、説明会で説明した穂積君が逃げ切ると思われますか?」
 「そうとは限らない。部活動に入った一年生は、曽根さんの名前を聞いた人も実際に会った人もそれなりの人数いる」

そうだよなぁ。
1年生は野球部の件で数人直接話したくらいだけど…梓さんももしかしたら同じように接触してる可能性がある。
あの説明会があった後は心配だったが…

「曽根先輩と穂積君の一騎打ちとなりそうですね。もう少しで1年生の投票結果がわかりそうです」

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