生徒会日和~Second Season~ 147
僕はさらに言う。
「僕、汗かいたから、シャワー浴びる」
「…じゃあ、私も、行っていい?」
僕はそれには直接応えず、自身の着替えを用意して浴室に入った。美幸ちゃんも入ってくるのを止めなかった。
そして、僕が汗をかいた衣服を脱ぎ捨てていくのと並行して、美幸ちゃんも身に着けている衣服を、外していった。
僕が隣にいるというのにそれを全く気にせず脱いでいくというのは、昔からの癖なのか、それとも…
それにしても、今の美幸ちゃんは別人のように成長した女の子になったな、という感じだ。
胸も、お尻も…
浴室に通ずる扉を、先に全部脱ぎ捨てた美幸ちゃんが開けて入っていく。
僕も、そのあとに続く。
シャワーを取ろうとした美幸ちゃんの手を止め、僕は後ろから抱きしめた。
「あ、汗臭い、かな」
「ううん、そんなこと…ないよ…樹兄さんのにおい…」
美幸ちゃんは体をよじる動作をした。僕は抱きしめる腕を少し緩めた。美幸ちゃんは半回転して僕の方に向き、僕の後ろに両腕を回して、キスした。
「今日の樹兄さんはちょっとカッコ良かったな。彼女さんがいなかったら私も…」
そう言われて、もう一度唇が重なる。
今度は互いの舌を絡ませあって濃厚に。
美幸ちゃんのお尻を、胸をグニグニと揉みまくる。
とても柔らかい。
「ふあっ…」
唇が離れた瞬間。もちろん僕は手を止めていない。
美幸ちゃんは、僕の右手を取った。
「いい、とっても、気持ちいい、樹兄さん…」
もう一度舌を絡ませる。
「…ずっと、こうしていたい…けど、誰か帰ってくるかも」
美幸ちゃんは僕の手を引いた。温かい、ぬめり…
「もう、準備、できてるから」