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生徒会日和~Second Season~
官能リレー小説 - 学園物

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生徒会日和~Second Season~ 136

 日程を確認して了解のスタンプを送ってスマホを置いた。
 しばらく部屋にいたあと、再び一階に降りる。
 まだ、歩さんはシャワーから出ていないようだった。
 僕はなんとなく脱衣所に入る。
 
 その時、浴室の扉が開いた。
 「あ、樹、お先」
 湯気と共に、すっかり現れた一糸まとわぬ歩さんが現れる。
 「あ、歩さん、はい、バスタオル!今、スイッチ入っちゃいそう」
「はい、ありがとう」
歩さんは余裕の笑みでバスタオルを受け取り身体を拭いている。

「私は入っちゃっても大丈夫だよ」
「い、いや、さすがに何度も…」
「ふふっ、樹って可愛い」
何故か僕を挑発する歩さん…僕は何も言わず脱衣所を出てトイレに向かった。

 トイレで、勃ちかけたモノを少しずつ冷まして、小をした。
 そして改めて浴室に向かう。もう歩さんは脱衣所にはいなかった。
 浴室やシャワーは歩さんが使ったばかりなので暖かかった。僕はすぐにシャワーを浴びて自らの液を洗い流す。
シャワーですべて洗い流してスッキリして、脱衣所のバスタオルで身体を拭く。

久々に歩さんと会って、長い時間愛し合って、とても満たされた感じではあったが、間隔があくとちょっと収拾のつけ方がわからなくなるな、とも思った。
今後は歩さんの都合とかも考えて、週末一緒に過ごせないかな、なんて…

「樹ぃ、もう出たー?」
「あとちょっとだけ待っててくださいね」

 そうして僕はシャワーを浴び終え、手早く体を拭いて服を着た。
 「歩さん、おまたせ」
 歩さんはリビングに立っていた。
 「座ってればいいのに」
 「あ、もう帰ろうかな、って思って」
 「えっ」
 ちょっと唐突な気もした。これは、本心で言っているのか、あるいは、引き止めてほしいのか、僕は判断に迷った。

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