生徒会日和~Second Season~ 124
僕はちょっとニヤッと笑った。
「じゃあ、ご要望に、お応えして」
僕は僕のその膨らんだ部分を、歩さんが望むその入り口へと、導いていった。
「ああぁ…この感覚…樹が入ってくる!」
先端が入り口に接した瞬間、歩さんはそう叫んだ。
狭い入口に自らを押し込み、すぐに腰を前後させ歩さんの中を感じる。
鏡の前に立つ歩さんは瞳を閉じ、口をだらしなく開け、可愛い声をあげる。
「あぁ、最高だよ歩さん」
「ふ、う、うぅぁあんっ!樹のぉ、おっきくて、すごくいいよぉ…」
小刻みに腰を動かす。
浴室の中で僕らが奏でる乾いた音が少しずつ大きくなっていく。
確かに、歩さんと最後に会った後昨日までに何人かの人と関係した。でも、やっぱり、僕が待ち望んだ、一番、ひとつになりたかったのは、歩さんだ!僕は今それを実感していた。
「歩さん、歩さん、ほんと、大好きだ!」
僕は動きながらそんな言葉も自然に出てきていた。
「ああっ、ああっ、あっ!?わ、私も、大好き!!樹が、好き!好き!好きぃいいいいっ!!!」
歩さんは絶叫しながら背中をビクン、と仰け反らせた。聞きたかった言葉が聞けて、僕は嬉しくなってさらに歩さんを愛したい気持ちを強めるべく奥へ奥へ突き進む。
僕は愛しい歩さんをますます強く後ろから抱き締め、突き上げ続ける。鏡に映る歩さんの顔は本当に幸せそうで、嬉しくなる。僕の顔も、鏡に映っている。歩さんにも、きっと、幸せって伝わっていると、思う。
そろそろ、限界が近づいてくる。僕は、可能な限り、この時間を長く続けていきたいと歯を食いしばる。
「樹、い、無理しないで…あぁっ、今日、これで終わりじゃ、ないでしょ…あん…」