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生徒会日和~Second Season~
官能リレー小説 - 学園物

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生徒会日和~Second Season~ 117


決めたのがちょうど一週間くらい前の事である。なんだか一か月くらい待ってたような感覚だ。それだけ濃密な一週間を過ごしていると思う。

帰宅してスマホをチェックすると歩さんからメッセージが届いていた。
『明日は楽しみだね。プランはどうする?樹が良いならまたどっちかのお家でも…』

 「うん、いいよ。今度はこっちでかな」
 このメッセージを打った後考えた。母さんは明日土曜だけど出勤と聞いていた。
 姉さんは、家にいるのかな…

 「姉さん、明日って出かける予定ある?」
 「何で?」
「いや、なんとなく聞いてみただけ」
「…特に予定なんてないわね。誰かから連絡くれば考えるけど、そんな仲の良かったヤツなんて…」
姉さんはそう言ったところで一旦思考停止する。

「さやかと麻由美、どうなのかな」
と言いながらスマホをいじり始めた。
今のところは家にいそうな姉さんだ。僕はプランを練り直そうかと考えた。

 ひとまず、歩さんに「歩さん家は、明日誰かいそう?」と質問のメッセージを送った。
 すぐに既読にならない。

 その間に、最近一日一回はログインしているゲームにログインしてしばらくゲームを進めた。
 
 「樹」
 「えっ?」
 ゲームに集中していたときに姉さんの声がした。
 「明日、さやかと麻由美に会ってくるよ。あの子たち、意外と暇なんだね…」
「ああ、そうなの」
「せっかくだから一緒にランチでもして来ようかな。2人に久しぶりに会えるなら楽しみだわ」
少し呆れた感じの姉さんだが、嬉しいのを隠しているのが明らかだった。さやか先生も麻由美先生も本当に暇なのかはわからないが、姉さんと会えるなら予定を変えた可能性もある。何にしてもこちらには好材料…

再び歩さんに連絡。
『明日は僕の家で』

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