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生徒会日和~Second Season~
官能リレー小説 - 学園物

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生徒会日和~Second Season~ 115

「ああ…いっぱい出たんじゃないかな。私もとっても気持ち良かった」
「すいません、何か…」
「ふふっ、謝ることじゃないよ。スッキリできたでしょ?」
「は、はい」
「樹くんはいろいろ大変だから、悩んだりちょっと疲れたりしたらいつでも…待ってるよ。2人だけの秘密ね」

 「はい、もちろん、秘密にします」
 美月先生は僕にウエットティッシュを渡し、自らも結合していた部分を拭いて、下着を着始めた。
 ふと時計を見ると、もう教室に行ったほうがいい時間だ。僕も液を拭いて、急ぎ服を着て、美月先生に改めて頭を下げた。
 「ありがとうございました。失礼します」
 「またね」


 教室では蜜恵さんに一番最初に会った。
 「おはよう」
 「おはよう」
 昨日の放課後がちょっと頭に蘇る。
 「ねえ、今日の昼、選挙運動回れそう?」
「あぁ、大丈夫だけど」
「じゃあ、お昼ちょっと早く済ませて、一緒に回ろう」
「うん」

「蜜恵は頑張るわねぇ」
「そりゃだって、樹くんに頑張ってほしいからだよ。アリスも一緒にどう?」
「遠慮しとくわ。私が出なくたって戦力は十分よ」
「えー、アリスがいたら心強いんだけどなぁ」

 「うーん、考えとくよ」
 「うん、今日じゃなくてもいいから、月曜にでも」
 ここでチャイムが鳴ってショートホームルームが始まる。


 そして、昼休み。
 昼食後、水曜と同じように、蜜恵さんとともに茉莉亜 茉莉花 江島千沙さんで選挙運動に出発する。
 「今日は、ちょっと三年生の教室の方に行ってみようか」
 茉莉亜は言う。
「梓パイセンに勝つには3年生の方々にアピールする必要があるからねー」
「まあ、迷惑かけることしなければね」
「大丈夫大丈夫、さあ行くぞー」

宣伝要員としては心強い双子の小坂井姉妹。そこに放送委員の千沙さんが加わるとパワーがさらに増す。

3年の先輩方だからといっても皆が梓さん側というわけではない。廊下を歩いているとあちこちから温かい声援をもらった。

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