PiPi's World 投稿小説

生徒会日和~Second Season~
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 109
 111
の最後へ

生徒会日和~Second Season~ 111

「うん…凄い…硬い。それに熱い。彼のより…凄いかも」
「美幸ちゃん…」
「兄さん、触られて気持ちいい?」
「………」
昔からよく知ってる従姉妹が、まったく知らない顔をしているように見えた。
「兄さんも彼女さんに、してもらってるんだよね」
美幸ちゃんはそう言って硬いモノに顔を近づけ、舌を這わせた。

 大きく硬くなったことで僕の先端はもう皮は剥けていた。
 「けっこう、彼氏にもしてあげてる」
 「うう」
 美幸ちゃんは舌を止めずに肯定と思われる反応をした。

 美幸ちゃんの舌遣いは、こっちが声を出すのを耐えるのが大変なくらい気持ちのいいものだったのだ。
「み、美幸ちゃん?」
気持ちよすぎてたまらず止めようとしたけど、美幸ちゃんはそれに聞く耳を持たず、

「んーんっ!」
舌で舐めるのから、口全体で咥え込むのに移行したのだ。
「そ、それは…!」
大きな声が出かかるのを押さえたい。姉さんや母さんに聞かれたらどうなるか…

ただ、幸いなのか?声が上がる前に、僕は美幸ちゃんの口の中に発射してしまったのだ…

 「うう…ああ、こんな味なんだね…」
 美幸ちゃんの表情は見えない。それでも、液を飲み込んだような雰囲気は伝わった。
 「ごめん」
 「いいよ。それだけ、気持ちよかった、ってことでしょ」
 美幸ちゃんはしおれつつある僕の部分に触れた。
 「試させて、もらうのは、今日はナシかな」
 「ごめん」
 「また来るよ……ねえ、シャワー、一緒に浴びたら、怒られちゃうかな」
「まあ、いつ起きてくるかわからないからな」
「じゃあ、私、行ってくるね」
そう言って美幸ちゃんは部屋から出て行った。
後姿を見送って僕はため息をついた。

「まさかな」

再び一人になった部屋で僕はいつも起きる時間までもう一度横になった。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す