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生徒会日和~Second Season~
官能リレー小説 - 学園物

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生徒会日和~Second Season~ 108

 しばらく沈黙が続く。
 「ねえ、今度うちに連れてきてよ」
 「えっ?」
 「その子会ってみたい」
 僕は一瞬固まる。そう言ったら、歩さん、なんて言うだろう…
 「うーん、なんて言われるかなあ」
 「その子のお宅には行ったの?」

「うん、行ったよ」
「向こうのお母さんにも会ったんでしょ」
「そうだけど…」
よく言う相手の家族とご対面、って奴だろうか。それにしては、まだ早すぎるような気もするが。
そう思いながら、歩さんのお母さん・希さんと会った時のことを思い出す。

 あの日、はじめて歩さんの部屋に行って、二人きりだと思って関係して、それで、希さんにバレちゃだたんだ…理解はしてくれたけど「順番は守りなさい」って言われて…気まずかったんだった。
 …もし、母さんが、僕たちがそういつ関係をやっていることを知ったら、何ていうんだろう?

「うん…ちょっと、考えておく」
「楽しみにしてるわ」
母さんのいないときに歩さんを部屋に入れて、やることやってたなんてとても言えないしなぁ…

そんな話をしている間に姉さんと美幸ちゃんが風呂を済ませて出てきた。
僕はそのあと一人で風呂に入った。

 風呂から出て自分の部屋に向かうと廊下でパジャマ姿の美幸ちゃんに会った。だぶだぶの、見覚えあるパジャマ。
 「そのパジャマは?」
 「渚お姉ちゃんが貸してくれた」
 そうだな。随分前に姉さんが着ていた。

 「今日は彼女と連絡とった?」
 「えっ?」
 「毎日連絡取ったほうがいいよ」
 

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