普通の高校に女子限定クラスができた理由 44
男がさらに腰を動かし、乾いた音が響く。
「ああっ、ああっ、ダメっ、ああああっ!」
男の手がかすみの服をたくし上げ、豊満な胸をこね回す。
かすみの表情が苦悶から快楽に変わろうとしていた。
泉も同じような体勢で別の男に突かれていた。
狭い室内に2人の喘ぎ声が響いた。
そのうちに男はかすみの中に発射し、そのままかすみを床に横たえた。
かすみは脚を開いたまま溢れた液を滴らせ、快感に崩れた顔のまましばらく動かなかった。
泉の方の男もフィニッシュしたようだった。
「気持ちよかったろう」
男は泉の中に大量に中出ししたようで、彼女がぐったりして意識をなくしているのも気にせず最後の一滴まで放出した。
「さあ、次は生徒の彼女ですかな」
「井田先生はどちらがお好みで?」
「吉岡くんこそお好きな方を選べば良いよ」
恋は、目を閉じながら、今まで全くわからなかった男たちの名前と、少なくとも一人は「先生」と呼ばれる地位なんだ、ということを頭にインプットした。
「じゃあ、お言葉に甘えて、この子に」
吉岡くん、と呼ばれた男は恋に近づいた。彼は、この日まだ触れられていない優を目上の男に残すため恋を選んだ。
吉岡は恋の胸に手を伸ばす。
最初は抵抗しかけた恋だったが、後ろがもう壁だったことに気づき、かすみが犯された後ということもあり、素直に身を捧ぐことにした。
胸を揉まれながら、重なる唇。
望まないキスも、いつしか慣れてしまった。
井田の方は優の目の前でゆっくりズボンを下ろした。
そこから現れるおぞましいほどに大きな物体。優は一瞬顔をしかめた。