普通の高校に女子限定クラスができた理由 168
綾音は、さっき自らの股間に触れた手で基弘の右手を取った。そしてさきほど触れていた場所へと導く。
基弘も、それに応じた。触れ方は、亜美羽に触れていたときに理解できていた。
改めてクチュリと音がする。
「ふあああぁぁっ!」
綾音もあと二人に負けないくらい声を上げる。
基弘も応えて指の速度を上げていく。
「あっ、あっ、あああっ、んっ、んあああっ」
「あああっ、凄いいいっ!もっともっと、ズコズコしてえええっ!!」
部屋に綾音と亜美羽の声が響く。
そして浴室からは杏南の声も。
しばらくこの時間が続いた。
基弘はまだ綾音の胸と股間を指で触れるだけだったが、綾音は目の前の亜美羽の状況を見て、そして浴室の杏南は見えないがきっと最後までいっているのだろうと確信して、そして湧き出る喘ぎ声を抑えながら、言った。 綾音は、他の二人がうらやましい気持ちと今でも十分に気持ちいいことが入り混じってどうしていいか分からなくなっていた。
「ねえ…駒井くん、挿れて…とかって、言って、いぃ…ああぁ…でも、それもやめないでえ!」
「うん、わかった」
基弘は、綾音の股間に触れる指の動きを止めないようにしながら綾音の前に立った。
基弘の股間のモノが綾音の下腹部にぶつかる。
「んっ!ああ、あっ…んうぅうっ!」
「大丈夫か、湯浅さん?」
綾音が顔を顰めたのに気づき心配する基弘。綾音は周りの流れでここまで持っていったが、初めての経験なのだ。
「ちょっと……痛いけど、大丈夫だよ……」
「…やっぱり、横になった方が…いいんだよね」
「…うん…」
基弘はいったん手を離した。綾音は、その場に仰向けになり、ギュッと目を閉じて、脚を少し開いた。
基弘はその上に覆いかぶさって、改めて股間のモノを綾音の下腹部に近づける。