普通の高校に女子限定クラスができた理由 165
「ふあっ、あっ、あっ、あああぁ!!!!!!いいっ!いいっ!気持ちいいの!!!!もっと、もっと来てぇ、来てっ!!!!!!」
亜美羽の絶叫とともにパンパンパンパン、という乾いた音。
向こうの部屋では、相当、激しい行為が繰り広げられているのだろう。
綾音は何かを噛みしめるように立ち尽くした。
「ああああっ、あああっ、あっ!!!!!!イ、イクぅ!!!!!」
「出すよ!」
「ふああああああああぁぁ〜っ!!!!!」
亜美羽と結合しているのは引き続き遼だった。彼は亜美羽の後ろに立って亜美羽の尻を持って先程まで自らの体にぶつけ続けていた。
亜美羽は屈んで、両手で、左右に立った勝と基弘のモノをそれぞれ握っている。
「ああぁ、気持ちよかったあ…あ、綾音、もうヤった?」
遼の液を受け入れた亜美羽は、綾音の姿に気づいてそう言った。
亜美羽がそう言ったので、男子の視線も綾音のほうに注がれる。
綾音は慌てて自分の身体をタオルで隠した。
「あ、い、今は、杏南が、中で、してる…」
「ふふっ、そうなんだ」
亜美羽は軽く微笑んだ。
(あの子は、本当に、セックスを楽しんでるんだな)
「綾音もこっちに混ざる?」
「ちょっ、それは、ちょっと…」
綾音は後ろに一歩下がった。
「初めては、広瀬くんがいいの?」
亜美羽がそう続けた。屈んでいた亜美羽は立ち上がって、股間をティッシュで拭いていた。
「え、あ、」
「そうなら、それ守って混ざるでも、大丈夫だよ」
「うーん…」
そう言われても。綾音は悩む。
さっきまで亜美羽がまとめて相手していた男子が一斉に綾音の方を見る。突き刺さる視線に綾音はさらに困惑する。
そこにー
「ああああ、ふあああっ、あっあっ…」
浴室から杏南の声。