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学校で寝泊まり
官能リレー小説 - 学園物

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学校で寝泊まり 7

「知ってる?今日から全裸で授業を受けるのよ。」
僕に話しかけてきたのは巨乳女教師の大谷雪子だ。
「え?全裸でですか?」
雪子先生が僕を誘惑するように隣に来た。
「私たち教師ももちろん裸よ。」
うちの学校は女教師ばかりだった。
風呂に入り、食堂で朝ご飯を食べてから教室に行くと大谷先生が言ってた通り、みんな裸だった。
「普通の学校ならあり得ない光景だ。」
美香が話しかけてきた。
「そうだね。」
「外から見えたらどおするんだ。」
「学校と敷地内の周りに透明なバリケードがあるから大丈夫だって先生が言ってたよ。」
「そういえば車が走る音とか、外の音が全然聞こえない。」
 やがて10時になり、担任が入ってくる。
 さっきの大谷先生だ。浴室で見なくても充分に色っぽい。
 男子の中には「おおっ」と歓声を上げた人もいた。

 「みなさん、男女和合の高校にようこそ。私は担任の大谷雪子です。よろしく」
 先生はにっこり笑って続けた。
 「みなさん、昨日から交流を深めて、もう裸には慣れたかな?」
 肯定的な空気が流れた。
 「それでは、オリエンテーションの前に、まずはみなさんの自己紹介を」
 このクラス、男子8人、女子24人いることがわかった。
女子は見る限りでは貧乳はいない。試験で合格しても面接で落とされるのか、入学の前にヒアルロン注射でもしてるのかとさえ思える。
男子はいかにも男を売りにしてるタイプはいない。体育会系や不良の中には一定数は倒錯したのがいるとの想定で、同性愛者が交じるのは好ましくないから除外されてそうだ。
おそらく、入学後に発覚してもきっと退学だろう。そもそも同性で手を打つ必要がない形式の学校だし、自分の性に違和感があるとかの言い訳は通らないだろう。
教室に来る前も手を股間に当てて歩いてると風紀員に注意されるという、常識と逆なシーンも目撃した。
全裸自己紹介なんて変な学生寮かブラック企業だけと思っていたけど、前に男子だけ肌色のテーピングを渡された理由がわかった。皮がかむっている場合は剥いた状態で根元でテープを使って固定してヘアで隠しておくという秘密工作に使うためだったのかと分かる。幸い僕は早くから自慰を経験していたので露茎になっており、学校側の配慮に甘える必要はない。
初日の乱交で度胸がついたようで、かつてなら多数の女子の前でも緊張してたかも知れなかったのに、全員全裸でも案外普通に自己紹介できた。
あっという間に放課後になり寮に帰ろうとしたとき校舎裏から人の声が聞こえた。
「やめてください。」
「ヒヒっ。ねぇちゃん、なんで裸で歩いてんだ?」
「これは、学校の規則で。その、部外者は出てってください。」
よく見ると酔っ払いのホームレスの男が女子生徒に絡んでいた。
「あいつどうやって入ってきたんだ?裏口のドアには鍵がかかっているはずなのに」
ドアの方を見るとカギが壊れていた。
「それで入ってこれたのか。とにかく、絡まれているあの子を助けないとまずいよな。」

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