学校で寝泊まり 11
僕はしばらくそのまま小刻みに動き続ける。
「あぁ、あぁん…せんぱ〜い、なんか、でちゃいそう…です…いいですか…」
「おお、いいぞ」
次の瞬間、結合している近くでやや湿った感覚を得た。
これが「潮を吹く」ということなのだろうか。
「あぁ、セックスって、いぃぃ…」
「まだまだ!これからが本番だ!」
それとほぼ同時刻、学校の隣にあった巨大なパラボラアンテナが突然起動する。
青い火花を出しながら回転するその巨大な機械は、周囲の空間に音波をまき散らすように振動したかと思うと、今度は緑色の光を放ちながら崩壊を始めた。中で何かが爆発し、それによって誤作動を起こしたようだった。
パラボラアンテナから撒き散らされた破片が僕たちのいる場所まで飛んでくる。
それはまるで流星群のように、夜空一面を埋め尽くし、校舎にも降り注いだ。
「きゃあああっ!なんですかあれ!?」
「わかんないけど…ヤバそうだね」
僕は急いで怜美ちゃんの中から自分のモノを引き抜くと、ズボンの中に仕舞った。
すると怜美ちゃんはちょっと残念そうな顔をしていたけれど、すぐに気を取り直して言った。
「あ、あのっ、もう一回、挿れてくれませんか」
「えっ」
僕は怜美ちゃんの表情を見ていた。気を取り直したかのように見えた顔がみるみる紅潮していった。
「なんか、我慢できなくなってきたんです…」
まわりも、さっきとは違う雰囲気で騒がしくなってきた