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復讐の手順書
官能リレー小説 - 学園物

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復讐の手順書 7

「おーすげえ!命中!!」
壁に掛かった液体を見て喜ぶ良太。
「れいなちゃ〜ん、眠ってるくせに潮吹くほどきもちよかったの〜?」
バカにするような声で、未だ眠ったままの怜奈の耳元で囁く良太。
「さあて、時間も遅いし、お遊びはここまで・・・」
そう言うと彼は怜奈を横たえ、身なりを整え始めた。
「俺に感謝するんだな高坂、お前に受けてきた屈辱、本当なら苦痛にして返すところだが、代わりにそのおマンコに快感を教え込んでやったんだ」
つんつんっと怜奈の股間の突起をつつきながら良太はそう言った。
「俺はこの学園を去る、もう二度と会うことはないだろう、それじゃいい夢見るんだな」
そう言うと彼はその場をそそくさと立ち去った。

「・・・んん」
ようやく目を覚ます怜奈。
「私・・・一体・・・」
目覚めたときからチクチクする自分のアソコを見る。
「やだ・・・そんな・・・」
股間の周りにはねっとりした粘液がへばり付いている。明らかにこれは精液だ、それもあの下種エロ男子の・・・。
「そんな・・・そんな・・・」
自分は穢された、その事実を彼女は受け入れることができなかった。
「いやあああああ!!!おかあさああああん!!おかあさあああああああん!!!」
大声で泣きわめく怜奈。
戻ってこない怜奈を心配して探していた友人がその声を聞き、ようやく彼女は保護された。

翌日、中島良太はその地区を離れた。女子生徒を犯した罪で追われることもあるのだが、彼にはまだ復讐すべき女達がいるのだ。怜奈はその中の最初の一人に過ぎなかった。



それから一か月後、中島良太は『安達 哲也』と名前を変え、転校生として私立 浦の山学院の門を潜っていた。
もちろん、この学園にも彼が復讐すべき女の一人が通っている。

「安達 哲也です。不慣れなところはありますがどうぞよろしくお願いします」
外面モードで目の間の生徒らに挨拶する良太。拍手で迎える生徒たちの中から、一人の女子生徒を見る。
彼女の名は花島 愛。良太や怜奈と同じ中学出身で卒業後は親の仕事の都合もあり、この学院のある地域に引っ越した。無論、彼女もかつて良太を蔑んでいた者たちの一人である。


「これは期待以上かもしれない」
花島は、しばらく見ない間に美しく育っていた。
当時の花島とのギャップに驚いたほどだ。当時の花島には、取り巻き連中が多くいた。
彼女たちを使った陰湿ないじめを受けたことを、忘れようにも忘れられない。


外面よく振舞いつつ、花島を観察した。
ここでもクラスの中心人物となり、取り巻き達を引き連れていた。
そして、彼女とその取り巻き連中がある女の子をいじめていることを知ったのだ。
杉下 佑菜さん。
目立たない地味な娘で、周囲からは眼鏡っ娘の陰キャと見なされていて花島たちのターゲットにされてしまったらしい。

すぐにも助けてあげたいけど、しばらく様子を見る。
で、一つ気づいた。杉下さん、実は大人しいだけで、顔立ちもよく見ればかなり可愛い娘なんじゃないかと思う。
その日、彼女が掃除当番を押し付けられて、一人でさせられていた。
僕はさっさと帰ったふりをして教室を出てから、しばらくして教室に戻った。

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