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特進クラスの日常と事情
官能リレー小説 - 学園物

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特進クラスの日常と事情 10

敦司が動くと、鼻を鳴らすような短く低い喘ぎをアキラは口から漏らす。
身体の動きに合わせて大きな胸が小刻みに揺れる。

脂肪分が少ない為か成長期なのか、ロケットとよく表現される尖った胸は寝転んでも型崩れは殆ど無い。
ただ何か脂肪の少なさが身体付きと分離していて、そこだけが違うパーツに見えてしまう不自然さがあった。
まるで成形したニューハーフみたいで、過度に鍛えすぎた弊害なんだろう。

だが、下半身・・・
それも女性器は敦司が思っていた以上に女だった。
強烈かつ断続的な締め付けに、敦司は快楽と射精感が否応無く高まってくる。
それも締め付けは強烈なだけでなく、複雑に強弱がつけられ自慰どころでない快感に敦司の口からも呻きが漏れた。

「ああ、生チ○ポ・・・久々の生チ○ポいいぜっ!」

アキラも獲物を狙うが如くの猛禽のような表情の中に、快楽に酔うメスの顔が浮かんでくる。

 次第に、アキラの顔に汗が浮かんでくる。

 「敦司…敦司…あぁ…イィ…イクよ…」

 それは、敦司も、イクのを我慢している状況だった。

 「俺も、イクよ!」
 「敦司ィィ!」
 敦司が言うと同時に、アキラも雄たけびのような声を上げた。
 そして敦司は、アキラの中に自らの分身を、存分に流し込んだ。
ドクドクと流し込みながらも、敦司のペ○スは硬さを保ったままだった。
そして歓喜の喘ぎを上げて敦司に抱きつくアキラも、多少しか息が上がっていない。

うっとりと膣内での射精を受け止めるアキラの顔に、敦司はドキリとするぐらい女を感じていたのだ。

「まだ・・・できるよな?」
「う・・・うん」

舌で唇を舐めるアキラの仕草と、まだまだ物足りない貪欲な性欲に、敦司はドギマギしながらも拒否する気はなかった。
そして二人は再び唇を重ねると、第二戦を始めるのだった。



そんなアキラと生活して一月程・・・
判定テストの結果が発表された。
敦司は21位と順位を上げ、22位のアキラを上まったのだ。
前回はアキラが21位だったから、敦司が飛び越した形だ。

「凄いぜ敦司!・・・一月で抜かされるなんておもわなかった!」

自室で笑ってそう言う裸のアキラ。
セックスするからと言うより、基本全裸生活なのだ。
部屋の中では下着は着けず、裸かその上にTシャツ羽織る程度。
そして気の向くままにセックスを求めてくる。


それも毎日何度も・・・
占い師の言っていた通りの有り様だった。

こんな発情したメスと化したアキラとセックス三昧の日々だが、むしろ成績が上がっている。
自室での予習復習をちゃんとした上でセックスしてるからだが、その分アキラのトレーニング時間がかなり減っていた。
そのせいか、アキラは相変わらずガチガチの筋肉質だが以前よりふっくらした感じがする。

「次は20位以上目指すんだろ?・・・20位以上だともう一人パートナー増やせるしな」
「えっ?、マジ?!」

セックスしたいのか、敦司の股間を撫でてるアキラの言葉に敦司は少し驚く。
それは聞いた事がなかった。

「行使するかどうかは自由だけど、20位から一人増やせるのはマジだぜ・・・ただ上位は殆どカップリングされてるから下位から選ぶらしいし、行使しないのも自由だな」

アキラの話によると、男女関係無く5位刻みに一人パートナーを増やせると言う話だ。
ただ順位が落ちると猶予はあるもののパートナー解除もあるし、二人目からは自分より下位しか指名しないのが通例らしい。
上位の男女の中にはハーレムを作ってるものもいるらしいのだ。

「凄い話だよね」
「ああ、でも男も女も優秀な遺伝子が欲しいだろ?」

そう言う事か・・・
確かに将来のエリートを作る学校だから、相手だってこだわりがあって当然かもしれない。

これもある意味、占い師が言ってた通りだ。


「アキラは俺が他の女をパートナーにしても平気?」
「敦司がパートナーを更に獲得して維持するって事は、敦司が優秀だって証だろ?・・・そんな男をパートナーに持てるのはステータスじゃん」

ああ、そう言うものなんだと敦司のペ○スを取り出して握るアキラを見ながら納得してしまった。
恋愛感情だけでやっているパートナーではなく、将来のエリートを作る為・・・
だからこそのアキラのこの反応なのだ。

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