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特進クラスの日常と事情
官能リレー小説 - 学園物

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特進クラスの日常と事情 11

 アキラの中に液を供給し、二人でシャワーを浴びたあと、敦司は「買い物に行く」と言って一人ドアを出た。

 廊下で、野乃花とすれ違った。両手に段ボールを抱えていた。
 「手伝おうか?」
 「…いいよ」
 野乃花も、確か特進から落ちてはいなかったはず。
 「どっか、引っ越すのか?」
 彼女は、すれ違う位置で敦司に耳打ちした。
 「あの男、石川が、20位になったから、二人目のパートナーに指名された」
 それは、テンションの低い言葉だった。 
  「そうなんだ…おめでとう、なのかな…」
 野乃花は、さらに彼の耳元に近づき、声を潜めた。
 「石川は、パートナーを、アクセサリーみたいにしか思ってない、って話」
 「そうなんだ…」
 敦司は何と返していいか分からなかった。
 「敦司、あいつを陥落させて、次回、私を二人目にして」
どこかすがるような彼女の目に敦司は何も言えずにいたのだった。


その後、買い物を終えて部屋に帰り全裸でストレッチ中のアキラの背中を見ながら敦司は色々考えてた。
相変わらず背中も見事な筋肉で引き締まった尻もつり上がって形良い。

「もう少し脂肪が欲しいよな・・・」
「ああ?、やっぱりパコる時堅いか?」

あけすけなくこんな事を言えるのがアキラの良さだ。
どことなく男友達のようですらある。
敦司は買い物袋を台所に置く。

この学園には食堂はあるが昼のみの営業で、寮では自炊が奨励されている。
だが、アキラは料理が苦手と言うか味に拘りが無さすぎると言うか・・・
主食がキャベツとささみとプロテインだった為に、敦司が作る事にして普通の食事に代えた。
特に料理は得意でも無いが、それなりのものを作るスキルがあり、アキラは敦司以上の量を旨そうにガツガツ食べるので作り甲斐はあった。

お陰で筋肉に少し脂肪が乗ってきたアキラだが、まだ脂肪が少なすぎるぐらいだ。

「アキラはもう少し脂肪増えた方が綺麗だぜ・・・パートナーが綺麗で困る事なんて無いしな」
「嬉しいな、そう言ってくれると・・・敦司のお陰で最近女っていいなって思い直したしな」

女っぽさは無いが、その笑顔は魅力的だと敦司は思う。
そしてセックスに関しては今でも間違いなくいいし、脂肪が増えると更に良くなる気はした。

「そういえばさ、石川ってどんな奴?」
「ん?、野乃花を二人目に選んだ奴だろ?・・・性格最悪だけど、女見る目はあるな」

アキラも野乃花の件は知ってるようで驚いた。
もしかしたら仲がよいのかもしれない。

「どう言う事?」
「家政婦と肉便器としては野乃花最高だからな・・・敦司がパートナー選ぶ時に野乃花と迷ってるって聞いたから無理かなと思ったぐらいだよ」

ストレッチを終えて汗を拭きながらアキラはそう答える。

「へえ?、野乃花ってそうだったんだ」
「石川蹴落として奪っちゃいなよ!」

あっけらかんと馬鹿笑いするアキラに、敦司もつられて笑ってしまう。
色んな意味でこんなアキラも敦司からすればいい女だった。

 数日後、敦司はテストでの順位アップのお礼を言うためにカンナに会いに行った。

 またこの前のファミレスの席で、敦司は順位アップを報告した。
 「おめでとう。敦司くん」
 「カンナさんのおかげです」

 カンナさんはコーヒーを一口飲んだ。

 「アキラさんとはうまくいってる?」
 「え…うまく、っていうか、別に恋人同士とかではないですが…」
 「同じ部屋に住んでるんでしょ。うまくいかないとつまらないでしょ」
 「ええ、まあ…」

 そんな話をしているうちに、敦司は、野乃花と同室になった石川を20位を下回らせ、自分が20位より上に行きたいんだ、という話を出した。
 「その石川、という男については、どんな情報があるの?」
 「えっと…」
敦司がファイルをカンナに差し出す。
それはアキラが女子ネットワークで調べてくれた石川の情報だった。

別に同級生男子の事だから、敦司が友人関係から調べるのも可能だし、アキラはこう言う情報収集に長けたタイプでない。
しかし恐るべきは女子ネットワーク・・・
アキラの得意でも無い聞き込みですら、彼の詳細な情報がすぐ集まったのだった。

「流石女子ね・・・詳細でよく分かるわ」

カンナは正確に情報の出所を判断し、敦司はそれに驚かされる。
だが、驚くのはここからだった。

「じゃあ、敦司くん・・・チ○ポ見せて」
「なっ?!、何でですかっ!!」
「アキラと毎日サカってるんでしょ?・・・筋肉マ○コで鍛えられたチ○ポなら軽く勝てる相手よ・・・毎日5回はハメてるよね?」

カンナの言葉にびっくりする敦司だが、カンナの方は意に介さず敦司のベルトを外しファスナーを下げる。
そして瞬く間にパンツをずらして男根を露出させた。

「ふふ、童貞チ○ポがすっかりヤリチ○ね・・・毎日サカってるのがわかるわ」

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