特進クラスの日常と事情 12
実際、アキラとは毎日5回は最低でもセックスしてる。
しかし最近、それでも物足りなくなってきて、繋がったまま勉強や食事、睡眠を取る事だってあった。
それに彼女じゃないと言いつつ、アキラとはいい関係で毎日楽しいし充実してるのも事実だ。
「20位越えるなんて今の君には余裕よ・・・15位もほとんどアドバイスもいらないわ・・・だから、10位に壁を感じたら次はいらっしゃい」
カンナはそう言いながら敦司の男根をしごく。
その手つきに一瞬にしてガチガチのフル勃起になってしまった。
「野乃花を手に入れたらアキラはもっといい女になるわ・・・そして野乃花も君が思ってる以上にいい女よ・・・二人を手に入れて毎日サカってなさい、きっと君はもっと上にいけるから」
セックスし過ぎたら馬鹿になるとか都市伝説のようなのを聞く事もあるが、逆にセックスし過ぎて頭がよくなるなんてのは都市伝説すら聞いた事がない。
だが、アキラとパートナーになってヤリまくり生活してるが心身共に充実してるのも事実だ。
「そうはいっても、私の分までザーメンがなくなるのは困るの」
「はい、約束ですから」
「今回はコレ」
「前より太くないですか?」
敦司は前に前立腺マッサージを経験していたが、今回カンナはアナル用バイブを手にしていた。
敦司はそれを見ながら、周りを気にした。
敦司たちはまだ、ファミレスの席にいる。ある程度壁に囲まれた席だが、個室ではない。
「あの、そろそろ、車行きません?」
「そうね」
敦司は一度ズボンを穿き、カンナについて駐車場に出た。
いつものように、カンナは弟子を車から出し、敦司と敦司と共に後部キャビンに入った。
そして敦司が下半身裸になり座席に座ると、カンナは片手で男根を握り、もう片方の手でバイブを持ちながら先端を舌で舐めた。
「んはっ・・・」
フェラチオはアキラにも随分してもらったがカンナの舌使いも上手い。
快感に腰が引けてしまったその時、尻穴にバイブが突き刺さる。
「くひっ?!」
異物感に声が出てしまう。
自分が思ってる以上にすんなりと入り、そして思った以上に快感が身体を駆け巡る。
それを楽しそうに見上げたカンナが竿を咥え込む。
それと同時にバイブを抜き差ししていく。
「ひぃいああぁぁっっ・・・」
異質な快感に翻弄されてしまう敦司。
「うあぁぁぁ…」
敦司は、外に聞こえるかも知れないことも忘れてうめいた。
アキラとの経験でずいぶん快感にも耐えるようになったが、この容赦なく襲う二つの快感。カンナの求める液を吹き出すのに時間はかからなかった。
「それじゃあ、また」
カンナが液を回収してお礼をいい、敦司は帰途についた。
“石川の成績を下げる話は、出てこなかったな。それは、データから、心配ない、ということなのだろうか…”
敦司はそんなことを考えながら歩いた。
まあ、まずはやるべき勉強をやる。敦司は決意を新たにした。