風紀委員Girls! 979
晋也にとっては、こんなにもの達成感のある射精を迎えたのは初めてのことだった…
それはつい今さっきまでは愛美のことにあんなにも未練いっぱいだったことが嘘かのように、今では愛美を奪った亮太に感謝したいほどだった…
「ありがとう、香音ちゃん、すごくよかった」
「えへへ…私でよかったなら…」
「あ、服なら替えがあるから着替えちゃって。美味しいもの食べない?」
「え、そんなのあるの?」
「うん、厨房で、頼めばなんでも出るよ」
「じゃあ、よろしく♪」
香音は急いで服を着て、恋人のように手をつないで廊下を歩く。
一方で
「ああぁ…恭平の奥までドクドクって、ドクドク、すごいの来てる…」
「清華ちゃん…」
「ねーぇ、もっと、ギュッとして」
清華と恭平は二人だけの世界に浸っていた。
清華の中でトクトクと流れ出る精液は、恭平にとっては5度目…いや6回目の射精だったかもしれない…
それは自慰ですら達したことのない回数ではあり、恭平自身ももう“出る”感覚すら分からなくなっていた;…
「あぅぅ〜ん恭平くんのいいぃ〜」
清華は清華で恭平のソレに大満足していた…
晋也や亮太に比べると一番小さなソレだったけれど、やっぱり男のソコって大きさじゃないことを、清華は身を持って体感していた…
清華は何度目かわからない絶頂に達した。
恭平の発射した塊ももはや水同然かもしれない。
それでも身体はものすごい満足感を得ていた。
亮太は満足したようにソファーに寝転がり、やがて豪快にイビキをかきながら眠りについてしまう。
激しい絶頂に何度も導かれた愛美はその場に転がされ、収まりきらない精液が溢れてしまっていた。
やはり亮太と最後に交わった愛美が、一番の貧乏くじを引いたようなもんだったけど、それも本人は記憶を飛ばしていたのだから少しは救われる…
きっと夢の中では、晋也に犯されていると思っていたに違いない…
そう誰もが思わずにはいられなかった;…