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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 956

伊織の家…水野家は清美の学園立ち上げにも深く関わった由緒ある名家だ。
普通なら桜咲に行きそうなお嬢様に思える伊織だけど、実際は桜咲に対抗心を燃やす負けん気の強い子だ。

「御曹司とお嬢様の理想的な2人っスよね〜…」
「そんな顔一切見せないんだけどね」

「それじゃあ中山の方が、お坊ちゃんお坊ちゃんしてるかもしれないな…」
「あらぁ、そんな凄いサッカー選手なのに?…」

「ああ、サッカーをしていない時の中山って、闘争心なんて全く無い、めちゃめちゃ優しいヤツなんだぜ…」

オンとオフの切り替えの上手くできる人なんだね…

「でも中山くんがプレミアやセリエやリーガに行くことになったら、伊織も大変じゃないかな…」
「卒業したら彼を追って留学するつもりとか…あるんじゃない?」

親友を思い気遣う清華。
そんな姿に佐古恭平が見惚れていたのには、まだ彼女は気づいていない。

寧ろその佐古恭平のウブな反応に気付いたのは香音の方だった…
佐古くんは清華がお気に入りって訳ね…

香音としてみたら、可愛い系男子である佐古恭平とちょっと寝てみたい気もしたが、ここは清華に譲るしか無いと…苦く笑う;…

ならば、香音の狙いは呉屋亮太だ。
3人掛け席の真ん中、一番チャラそうに見えるけどその中身はやっぱりウブっぽい。
そんな彼に心を引き寄せられていく。

「外出てトリプルデートと行こうか?」
「マジですか!?」

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