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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 954

「はい、俺たち3人、初等部のころから青海で一緒なんですよ」
「へぇ、仲良しなんですねぇ」
「まあ、はい」
佐古恭平が照れ笑いしながら頭をかく。

「サッカー部って言うと中山剛さんとか加賀谷誠さんも同じですよね?」
清華が尋ねる。
「ええ、でもあのお二人はレベルが全然違いますから…」

「やっぱりあの二人は凄いの?…」
「はい…たぶん中山は、近い内に海外のクラブチームに呼ばれる筈ですよ…」

「うわぁそうなの…?」
ちょっと伊織のことが心配になってしまう…

「加賀谷だってオリンピックイヤーには、日本代表の選手として活躍するんじゃないですかね?…」

「そんなにすごい奴だったの、あの2人…」
「失礼かもだけど、普段はそうは見えない…」

「部活では頼りになるんです、そしてうちのチームのゴールを守るのがこの晋也!」
「よせよ、恭平」
恥ずかしそうに頭をかく晋也。

「日本代表の監督だって視察に来たんですよ」
「へぇえ…」
「中山はすごい奴ですよ…先日、マンチェスター・シティのスカウトがいましたし、この前はバルセロナ、ユヴェントスなんかも…」

そのことって…伊織は知っているんだろうか?…
益々心配になってしまう…

「晋也くぅんも凄いんだぁ〜」
愛美の声が色めき出す;…てか、ここぞとばかりに名前で呼んでいるし;…

もう海田晋也に手出しをしようもんなら、愛美との友情にヒビが入るはよね;;…

ただ、呉屋くんも佐古くんもなかなかのものだし、ここは愛美に完全に譲ってもいい感じだね。

「清美って校則厳しいんですか?」
「それほどでもないけど、桜咲がフリーダム過ぎるからそう見えるんだろうね」
「うちら一応風紀委員の一員だけどね」
「清美の風紀委員って…すごいって噂聞きましたけど…」
「皆さん普通ですねぇ」

…私たちをどういうイメージで見てたんだろうなぁ。

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