風紀委員Girls! 952
真一さんの性欲もさることながら、お母さんも全く歳を感じさせないっていうか…お盛んなのは親子揃ってかなぁ。
…でも、もう一人兄妹が増えるのはちょっとなぁ。
シャワーを浴びてあかりは着替えて朝食の準備をする。
こちらはいつもと一緒の朝の始まりだ。
定期試験が終わった直後の清美はまったりムード。
「清華、青海の男子と合コンとかどうよ?」
「…香音と愛美は好きだね〜、数合わせかしら?」
「そんなこと無いってぇ〜…清華にだって出会いの場は必要でしょ?…」
「まあそれはそうなんだけど…」
清美に来る前も清華は幼稚園からずっと女子校…
“男の友達”という存在も、清華には一人としていなかった…
「イケメンでも可愛い系でもよりどりみどり、きっと清華の好みの子が見つかるはず!」
「えー、ホントかなぁ」
「まあまあ、一度、ね」
香音と愛美と清華、3人で学校近くのファミレスへ。
期待と不安と交錯する清華なのだった。
「なんか緊張するな…こういうの慣れてないんだよね…」
「清華だったら喋らなくたって大丈夫だよ…私たちが盛り上げるからぁさ…」
「愛美と香音は合コンとか慣れているの?…」
「まあ数はこなしてはいるんだけど見つかるのはその場限りの相手だけ;…そろそろ本腰入れて、ちゃんとした彼氏見つけたいんだよね;…」
ため息をつく愛美と、苦笑いする香音。
まあ、普通はそうなるよね…
舞や碧や伊織みたいな理想の相手ってなかなかいないもんね。
「あっ、こっちだ」
「あの、清美の…」
3人組、青海の制服の男子がこちらにやってくる。
「待ってたよ♪」