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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 944

真一は24歳。
あかりにとっては父親というより兄のような存在。
そして、時には年上の彼氏のような…

「僕って、ホントに頼りないのに、あかりちゃんにどう思われてるのかいつも心配でさ…美智子さんは気にするなっていうけど…」
「お母さんのいうとおりだよ」

「それゃあ本当のお父さんみたいにいかないのは分かっているけど、それでも僕はあかりちゃんのいい父親になりたいと思っているさ…」

真面目な性格…
24といえばまだまだ遊びたい盛りだろうに、真一は馬鹿が着くほど真面目な男だった;…

真面目に仕事もこなしそれなりに残業もするし、今どきの若い男子より昔気質のある人間という評判の真一。
あかりの母親、美智子からはもっと柔軟性のある男になれと言われている。

「あかりちゃんは、付き合っている男とか…」
「今はいない。自由でいたいから」

「それはいい…大人になればいくらでも遊べるからな…」

いえいえ;…自由がいいって言っただけで、何も遊んでいないなんて一言も言ってないんだけど;…

「それじゃあ真一さんの高校時代って…勉強ばっかり?」

「親父は一流大卒で教師、母さんは弁護士、兄貴は建築士、エリートだらけで育ったら、ね」
「それで…」
「普通の会社員じゃ肩身狭いだろ…」
「そんな、真一さんの勤める会社って世界的にも有名なメーカーじゃない…」

「僕だって最初は自信もって胸張れたと思う。それでも、どこか引け目な自分だっていた。美智子さんが、初めて、人は肩書じゃないんだって言ってくれて…」

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