風紀委員Girls! 933
「こらこら…君は顔が売れてんだからさぁ、誤魔化そうたってそうはいかないのよぉ…」
黒獅子トップであるという知名度と同時に、滝谷旬のあの画像は、今や清美の女子だけに留まっているものでもなかった。
「な、なんでい;…そっちこそバイトなんてしていいのかよ?…清美って基本的にバイト禁止じゃなかったか?…」
「ふふふふふ」
「いや、笑って誤魔化すんじゃなくてさ」
「別にお金を稼ぐだけが目的ではありませんわ」
仕方ない、みたいな顔をしてタバコをレジに通す伊織。
「清美がバイト禁止だなんて、そんな文言はありませんわ」
「いや、でも…」
「清美には、もっと凄いバイトしてる子だっているのよ…」
「す、凄いって…何だよ?」
「ふふ、君は舞とチチくりあっていればいいはよ…」
「ぅっおい;!…人を子供扱いすんなよ;…」
「クスッ…それじゃあ、大人だってとこ…見せられるぅ?…」
「ちょうどシフトの終わりだから待ってなさい」
「お、おう……」
ニヤ、と笑う伊織がバックヤードに去っていく。
つい勢いで頷いてしまった旬、いったいこれからどうなるんだ?
「お待たせしました」
やはりというか伊織は私服姿。
「旬さんも場数を踏まれたのですから、それなりにはお分かりですよね?」
クスッ…と微笑み、伊織は旬に向かい胸元を見せつける…
「お;…おう;…」
その胸の谷間に、旬は仄かに顔を赤らめる…
「あらぁそんな顔なさって…舞一筋ってことかしらぁ?…」
伊織は旬の身体にすり寄り、その臀部をそっと撫でる…