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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 932

「中性的で可愛い子なんだよ。最初は電車の中で痴漢してきてムカついたけどさ」
「あかりの身体は女の私でも痴漢したくなるくらいだから気持ちはわかるわ」
「あのなぁ…」
「でも彼は大勢の中の一人って感じね、それより滝谷笙の彼女ってのが気になるわね」

「あぁあの噂の弟くん…見た目はやっぱりカッコいいはよ…」
そう言いマウスをクリックする美咲…
ディスプレイ画面をあかりに向ける…

「ホントだぁ…滝谷旬よりも、どちらかと言うと多岐亮に似ているはね…」

「お父さん寄りとお母さんより、って感じかな」
「きっとそうだね」
「黒獅子の一年かぁ、注目だね」
「周りとはあまり仲良くしない、って聞いた」
「彼女って気になるね」

まあ彼女もちってだけでポイントが下がるかなぁ…
あかりはこれまで何人もの童貞をお相手してるだけあって、思わずそう考えてしまう。

「舞なら何か知っているんじゃない?…滝谷旬の家にはよく行っているみたいだし…」
「ああ、あの再開発地区よね…あの地区にまだ住んでいるなんて驚きだは…」

「そうねあの辺りに住んでいた人は9割がたは出て行ったみたいよ…、滝谷旬の家に電気や水道が来なくなるのは、もう時間の問題じょないかしら?…」

「そうなんだ…滝谷くんたちもだけど、桜は大丈夫かな…」
「あの子もまだあの地区に住んでるんだよね…芸能活動も思ったよりうまくいってないみたいで」
「映画の話って…」

美咲はあるデータを確認する。


…………

そのころ、再開発地区近くにあるコンビニ。

レジの店員にペットボトルのコーラを差し出すのは滝谷旬。
「あと、23番(のタバコ)」を一つ」
「かしこまりました〜」

…どこかで聞いたことのある声だな、この店員。

「年齢確認お願いします」
ピッ

「…お客様、本当ですかぁ」
「ん?…!!!!」
予想外の反応に顔を上げると、瞬間、旬は身を見開き驚く。

レジに立つ店員は、清美の『幹部』である一人、水野伊織だったからだ。

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