風紀委員Girls! 925
(ああ、それはダメ、嫌ああっ!)
必死で身をよじらせても周りの混雑でなかなかうまくいかない。
しかも少年の手は制服の上からあかりの豊満な胸を掴んでいるのだ。
(ダメ、気持ちいいなんて思ったらダメ…こんなのあり得ないのに…)
割れ目をなぞる彼の指…クチュン、という滑りを感じ取りさらに刺激を強める。
(濡れてるだなんて…嫌、嫌…)
あかりは一気に望まない快楽に導かれてしまう。
身体がガクガクと痙攣させ、思わず前の大学生に引っ付いてしまう…
頬を高揚させている大学生くん…
(やだぁ…気付いていたのね;)
まあこんなに密接しているんだから、それも仕方ない;…
当たる彼の股間は、熱く勢り勃っていた…
みんなわかってやってるのね…
このままだと私どうなっちゃうのか…あかりは快感を堪えながら必死に考えた。
もうすぐ自分の降りる駅が近づく。
しかし降ろしてもらえるはずがない。
後ろの少年はお尻を執拗に揉んできてる。
ドアが開く。
「降りて。もっと楽しませてあげる」
首を捻り、彼に向かい囁くように言う…
彼はあかりの言葉に驚いた表情を浮かべながら、お尻を揉むその握力を緩めた…
このまま彼を振り払い、逃げ去ることは可能だった…
ホームに駆け出し、警備員に助けを求めることもできると思った…
だけどあかりはそうすることは出来なかった…
彼の逞しいモノを見たい。
彼に抱かれたらどんなに気持ちいだろう?
そう思って身体が疼く自分がいた。
痴漢されただけじゃ物足りない、自分がちょっと怖いと思いながらも…
その場から逃げ去るように、彼の手を掴みながら電車を降りる。
「お願いだから、痴漢はもうよしてね」