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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 899

「ふふっ、涼さんはお上手です…私はちゃんと生きて動けますよ」
「それだけスカーレットさんは可愛らしくて美人だってことですよぉ」

「アリシアはまさか交流あったりする?」
「そんなぁ、私はイングランドで彼女はアメリカですもの」
「確かに。紅茶の国とコーヒーの国だもんな」

「最近私、茶道にはまってまして」
「スカーレットさん…どこまで日本に染まる気ですか。こっちのアリシアも着物の着付け習いたいって言いだすし」

「日本の古い伝統に惹かれちゃうんですよね…」
「分かるはぁ〜、剣道部や弓道部の袴男子に胸キュンきますもん!」

「一緒だぁは〜、私も締め込み姿の男の子にドキドキしちゃいますぅ♪」
「締め込み姿って?…いわゆる褌ってことよね?…」

外国人はそういうのに興味を持つものなのね…
涼は頷きながらそう思った。

「ノブアキさんはそういうことにも長けてる人で、素敵ですよ」
「へぇ…」
「そういえばノブアキさんは、今どうされてるんでしょう」
「それが、一切情報が入ってこないんです」

「もう一月以上も経つのに…やっぱり精神的なダメージが大きいのかしら‥?」  
「そうですね…あの時も外傷はほとんど無いって聞きましたから、多分そういうことだとは思うんです‥」

「皆に知れ渡ってしまったのも良くなかったのよね…今じゃ他校の生徒まで噂しているもの…」
「人の噂も四十五日って言うのに…ノブアキさんのあの事は、尾鰭が着いて益々広がってますからね…」

それはあまりにも気の毒すぎる。
その噂のせいでノブアキは表に顔を出せないでいるのではないだろうか。
このままだと何もいい影響が出ないような気がする。

「静香さんは?」
「かん口令でも出ているようで…」
「そうですか…」

「私たちが気にすることではないのかも、ですね。ノブアキさんはきっと大丈夫なんです」
「ええ、そうでしょうね」

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