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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 887

賢次は一瞬驚くが、次第に納得した表情になって
「そうですね…ノブアキさんが今お付き合いしてるのって、確か清美の…」
「うん、私たちの親友」
「彼女も…ノブアキさんばかり気にしてすいません…」
「ううん、キミくらい尊敬してるとその気持ちもわかるよ」

恵美菜はニコリと微笑む。
賢次はドギマギして顔を俯かせてしまう。

「よかったら…この後お茶していかない?…」
「えっ?…も、もちろんいいですけど…」

「よかったぁあ…なんだか貴方ともっとお話ししたくなっちゃったのよ…」
「ぅえっ;…僕なんかでいいんですか;?…」

「何言ってるのぉ…私は他の誰とでも無く…貴方とお話しがしたいのよぉ…」

「そ、そうなの…??」
「ホントだよ。なんか惹かれるところ、あるかも」
「えっ、お、俺なんか…ノブアキさんに比べたら…」
「それは比べる対象が違うんじゃないかなぁ」

恵美菜は賢次の腕を掴んで自分のと組ませる。
思ったより豊かな胸が当たりさらにドキドキ感が増す。

「こんなとこカノジョに見られたら怒られちゃうかしら…?」
「あっ僕、カノジョなんていません;…」

「あらぁそうなの?…別れたばっかりとか?…」
「あっいえ;…男子校だし…」
賢治は今まで誰とも付き合ったことが無いとはとても言えなかった…

恵美菜にはわかっていたこと。
ただ自分も全く同じなので経験のあるようなキャラを作っているだけだ。

「男子校だと出会いがない。それは女子校でも同じことが言えるのさ」
「はい…」
「私も一緒」
恵美菜は背の高い賢次を見上げるように視線を向ける。

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