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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 886

恵美菜は恵美菜で、一人…夏織のお見舞いの帰りだった…

「あの…もしかして青山ノプアキさんのところに?…」
ノプアキのファンでもあった恵美菜は、彼のその後の容態が気になっていたのだ…

「あっ、清美の方ですか…貴女もお見舞いで?…」

「はい、ノブアキさんと一緒にいて襲われたのは私たちの大切な親友なので…」
「ああ…彼女は大丈夫ですか?」
「ええ、最初は心配しましたけど、日に日に元気になっている感じですよ」
「それなら良かった」

「ノブアキさんは…」
「わからないんです…精神的にきちゃっているみたいで全然病室に入れなくて…」

「そうなんだ…ノプアキさんも酷い目に合ったみたいですもんね…」
恵美菜もノプアキのレイプ事件のことは聞いていた。

「僕…自分のことが情けないですよ……どうしてノプアキさんを守ることができなかったんだろうって…」
拳を握り締めた賢治は、小さく肩を振るわせる…

恵美菜だって同じ思いだ。
桃子、明日香、夏織…なんで守ることが出来なかったのか。自分の力不足を痛感した。

「ノブアキさんのこと、ずっと尊敬してるんですね」
「いろんな噂はありますけど、僕は全部信じられなくて…」
「わかります。その気持ち」

「すいませんなんか;…会っても貰えないもんでつい;…」
「ううん気にしないでぇ、私もノプアキさんのことは心配だから…」

「清美の貴女がですか…?」
「ええ…ノプアキさんのファンは桜咲だけとは限らないのよ…」

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