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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 884

「あらぁこんな可愛い子が黒獅子にいたなんて、全くのノーマークだったはぁよ…」
「なんでも妹さんかもしれない子が、今度多岐亮とお姉ちゃんが主演する映画に出るらしいんだけど…」

真里菜は早速本題に入る。
美咲に虎太郎の妹の可能性のある宮田花凜のことを調べて貰う為に、こんな凄い写真を撮らせて貰ったのだ…

美咲はすぐに目的のものを探し当てる。
「宮田花凛ね…あったよ。15歳、新人の女優かしら」
「やっぱりホントなんだ」
「…で、さっきの彼と写真を重ね合わせて…真里菜、どう?」
「似てる…かもね」

同じサイズで並べられた虎太郎と花凛の写真。
2人が兄妹であることを思わせるような印象があった。

「妹さん“かもしれない…”ってことは、何か訳ありなのね…?」
「うん…詳しいことは私も知らないんだけど、なんでも両親の離婚で…妹さんとはもう何年も会ってはいないみたいなんだよね…」

「へぇそうなんだ…こんなあどけない顔した少年くんにも…悩みはあるんだぁ…」

「ちょっと“少年くん”だなんて;…虎太郎くんの画像ちゃんと見たぁでしょ?」

「あ、ああ……コレかぁ。確かにすごいね」
「滝谷くんとかノブアキくん以上にも見えないかな」
「それは実際に見ないとな」

ニコニコ顔の真里菜。
美咲はそれをニヤリと見つめ
「真里菜、さては、したな」
「バレたか」
「そうね、その時の彼は『神ってた』の?」
「!?」

「クスッ…そんな鳩が豆鉄砲くらったみたいな顔しちゃって…図星なのね?…」

「もぉ〜;…私のことはもういいからぁ…美咲こそどうなのよ?、小川航平だっけ?…あの男とは何か進展あったの?…」
「えっ;…や、止めてよそれは…」
真里菜のいきなりの切り替えしに、美咲は口淀んでしまう…

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