風紀委員Girls! 875
「あ、あああの、真里菜さん…」
「まあいいや。虎太郎くん、撮らせてもらうね」
「ええええ〜〜!?」
カバンからデジカメを取り出す真里菜。
虎太郎はさらに戸惑う。
「その困った表情も可愛い」
「俺、男なんですけど…」
「虎太郎くん、結構女の子にモテると思うんだけどなぁ」
「またぁまたぁ…そんなこと言われたこと無いっすよ;…」
照れながら頬を染め、頭を掻く虎太郎くん…なんだか母性本能がくすぐられてしまうじゃない…
「私は興味あるはよ…虎太郎くんの全てを見てみたいもの…」
美咲の為なんだから、虎太郎くんには早く服を脱いでもらわなくちゃだもんね…
「すべてって…なんかすごくいやらしい響きに聞こえるんですけど…」
「深く考えないで、虎太郎くんは私の言うとおりにしてくれればいいだけ」
「うぅ…」
真里菜にとってみれば、自分が経験した悪夢も取り払いたい思いが存在していた。
むしろこの後虎太郎に身を捧げてもいい…虎太郎と恋仲になっても…真里菜の思いは加速していく。
「じゃあ、私も、虎太郎くんに見せればいい?」
「えっ!?」
「“えッ”じゃないはよ…どうなの?見たいの?見たくないの?…」
「そ、そりゃあ…俺も男ですから;…」
「それじゃ決まりね…私も脱ぐから、虎太郎くんも全部脱いで…」
「うぇ?!…全部って、全部っすか…?」
「当たり前じゃない…ここをどこだと思っているのよ?…裸にならなきゃ何も始まらないじゃない…」
真里菜はデジカメを一旦ベッド脇に置くと、ブレザーから一枚ずつ服を脱いでいく。
虎太郎は真里菜の行動ひとつひとつにドキドキして、食い入るように見つめながら生唾を飲み込む。
「私だって見せるのは初めてなんだよ」
ワイシャツもスカートも脱ぎ、濃い青のブラとパンティ姿。
それに包まれた胸が少し窮屈に見える…