風紀委員Girls! 866
「私のせいだは…私のせいでノブアキさんはあんなことに…」
今まで気丈に振る舞っていた夏織の瞳から大粒の涙がこぼれる…
「……夏菜…」
真里菜は握った手に力を込める…
ノブアキがレイプされたことは真里菜の耳にも届いていた…
そんな自分が愛するノブアキが、男子たちに犯される渦中に夏織はいたのだ…と、改めてその心の傷を心配してしまう。
「何かあったらいつでも相談してよ。夏織だって一人じゃないんだから…」
「私たち、力不足かもしれないけど、夏織の傍に入るんだからさ」
「ありがと、みんな…」
夏織は涙を拭い、気丈に笑顔を見せた。
一方でノブアキと夏織を蹂躙し逃走した黒川幸成。
校舎裏手の森を脱出したが、そこに待ち構えていたのは
「見事なお点前ね、両刀の使い手さん♪」
「な、何だお前は…?」
清美の制服、目立つのはひときわ短いそのスカート丈。
諜報部員・石上清華。
「それなのにズボンの下、まだマグナムがおったってるじゃん。まだ犯したりないのかしら」
その経験人数は美咲をも震え上がらせる男食いのスペシャリスト。
彼女が黒川幸成の前に現れた理由は…
「あなた青海学園長の甥っ子なんですって…?」
唐突に叔父のことを言われ、幸成は眉をしかめる…
「ああ、それが何だって言うんだよ?…」
「ふふ…それじゃあ青海の裏の情報を引き出すことも…貴方なら出来るはよね…?」
「な、なんだよ、そんな手に乗るかと思ってんのか?」
「ふふ、このまま逃げ切れると思ってるの?」
「俺を誰だと思ってるんだ?」
「やっぱりプライドだけはあるんじゃない」
清華は幸成にそっと近づく。
「ね、ソレをまだそんなに立たせちゃって。夏織にアレだけしときながらまだ足りないんだ」
「お、お前…」
怒りに打ち震える幸成は清華の身体をすぐそばの大木に押さえつける。
「いい気になるなよ…お前なんかに屈するとでも思ってんのかよ…」
怒りに満ちた幸成の顔は、赤く高揚していた。
「クスッ…そうやってすぐにキレるなんて、やっぱりお坊ちゃんよね…」
押さえつけられているにも関わらず余裕の表情の清華…
すっと手を伸ばし、ズボンの上から幸成のモノを握り締める…