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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 864

「ぅわぁ…若ぁ…」
思わず上げた真里菜の声に皆、苦笑い…

それでも恵里菜がそこを繕う…
「この度のことは何と言っていいのか…お母様のお気持ちもお察し致しますは…」
その大人の対応に皆も神妙な表情に変わっていった…

「いえ…皆さんの助けがなかったら今頃どうなっていたかと…感謝しますわ」
「いえ、まだ、これからですから」
恵美菜が治療中の赤ランプを見つめて言う。

「昔からあの子は、自分よりほかの子…特にこの妹2人、自己犠牲が強いというか…」
「素晴らしいと思います。私たちも夏織にはホント、助けられてますから」

「私も離婚、再婚、引っ越しと娘たちには迷惑をかけて…」
「そんなことないもん。今のお父さんとってもいい人」
「智秋…」

そういえば“お母さんが再婚した”って言っていたな…と、真里菜は思い出す…
あの時の夏菜は遠くを見て、どこか寂しそうだったので覚えていた…

「随分と若いお父さんなんでしょ…?」
あえて視線を落とし、2人の少女に聞く…

「んー、私たちの方が歳が近いみたい」
「お父さんっていうより、お兄さんみたい、かな」
双子の言葉にお母さんは苦笑いする。
しかしこんなに若く見えるお母さんなら問題ない。むしろお似合いだと真里菜は感じた。

「こっちに引っ越してもうすぐ一年…皆さんとても良くしてくれて、夏織も妹たちも清美に行けるんですもの」

そう言って長いストレートの髪を掻き上げる小春さん…
女の自分から見ても色っぽい…

歳上好みの男子だったらイチコロね…

真里菜の中で滝谷旬の顔が浮かんでしまう…
初めて待ち伏せしたあの時、滝谷旬は女教師モンのAVを購入した後だったのよね…

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