風紀委員Girls! 849
あかりは偶然真一の声を聞き、自慰の瞬間を覗き見てしまった。
それにいてもたってもいられず、後に続くように浴室に入っていった。
気がついたときにはあかりは真一のモノを扱き、咥え、そしてさらに深い関係に…
「真一さん、私が、お母さんの代わりになってあげるから…」
シャワーを浴びながらあかりはその行為を思い出した。
まだ若い真一が、そんなあかりに促されてしまったのも無理は無かった。
いくら妻を愛しているからといって真一とて生の男…
女の身体の“良さ”を知っているだけあって、自慰行為だけの毎日で満足など出来無かったのだ…
それでも一つ屋根の下での、妻の目を盗んでの義理の娘とのその行為に後ろめたさを感じずにはいられなかった。
今日だって寝室に入って来るあかりに気づいていながらも、寝た振りを押し通すしか無かったのだ…
真一はベッドに移りようやく深い眠りにつく。
一方のあかりはシャワーを浴びながらあの時の行為を思い出し、指を股の間に伸ばす。
「ああ、真一さん…」
思い出すだけで身体は疼く。
今日購入した「あれ」は使う機会はあるのかな…
淡い思いとともに2人の夜は明けていく。
どこか胸を撫で下ろしながら、隣で寝ている妻の寝息を聞く真一に対して、あかりは欲求不満を感じていた…
こんな思いをするぐらいならあの時真一さんとあんな関係ならなければよかった…
あかりとて自分が真一に避けられていることは薄々感じていないでも無かったのだ…
「貴方が悪いのよ…あんな姿を見せつけるから…」
あかりの中ではもう…後戻りなど出来ないところまで来ていたのだ…
次の日は休日。
真一が母親と妹を連れて買い物に出かけたのを見て、あかりはある人物と連絡を取った。
「あかりさん、お久しぶりです」
「うん…司くん、今から会えないかなぁ」
「?…いいですよ。どこに行けば良いでしょう」
「この前の…家の近くなの」
東城司…あかりが恋い焦がれるもう一人の男。