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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 848

あかりにとっては優しいお兄さん…真一のことを父親と思ったことは無かった…

「遅かったじゃないか…何かあったのか?」
こうやって真一は何時もあかりのことを気に掛けてくれる…

「ううん…久しぶりの友達と偶然会っちゃって、ごめんなさい心配掛けちゃって…」

頭を下げるあかりに、真一は優しく笑顔で
「いやいや、別に謝らなくていいんだよ、僕だって怒ってるわけじゃない」
「はい…」
「僕は、あかりちゃんのことまだ全部わかってないから…」

母親は仕事で家を空けている。
真一だって自分の仕事があるだろうに、家のこともまかなっている、それだけであかりは頭が下がる思いだ。

そして、幼い妹が眠りにつく夜。
あかりは真一の寝室に入る。

既に小さく寝息を立てている真一…
夕飯の晩酌…酒に弱いことは知っていた…

「真一さん…?」
顔を覗き込み、真一がちょんと寝ているかを確認する…

アルコールの息を吐きながらも真一からの返事は無い…
あかりはホッと安堵しながら、その唇にそっとキスを落とした…

「おやすみなさい、真一さん…」
あかりはそっと扉を閉めた。

ホッと一息、ため息をつく。
心の中では少し惜しい気持ちも存在するけど…

あかりは脱衣所で服を脱ぎ、風呂場の中へ。
シャワーを浴び1日の汗を流す。
「真一さん…」
母に内緒で真一との関係…その始まりがこの浴室の中だった。

妹を産んでからというもの、身体をすっかりと衰弱させてしまった母…
それを気使ってのことなのだろう…真一と母は、夫婦の営みを長い間行っていないことは薄々感ずいていた…

そんな中で偶然に見てしまった真一の自慰行為…
一心不乱に自らの硬直を扱き上げる真一は、この浴室でシャワーの飛沫を浴びていたのだ…

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