風紀委員Girls! 820
セックスは身体が感じるだけじゃ無い…
心があってこそ、これだけ感じられるものなのだと美菜子は学んだ気がした…
「脩…好き…大好き…」
「美菜子…」
2人の間に“くん…”“さん…”の敬称は無くなっていた…
その営みも、徐々に激しいものになっていく。
脩は美菜子の片足を持ち上げ、より深く、奥を目指してひたすら突く。
美菜子は快感に顔を歪ませ、先ほどより大きな声で喘ぐ。
部屋の中に独特のにおいが漂い、パンパンと身体のぶつかり合う音が響く。
「脩、脩っ、いいっ、い、いいっ!!!」
「も、もう、出るかも…っ!!」
「私も…もうダメ…脩…脩…愛してる…」
朦朧とした意識の中で、美菜子は初めて誰かに対して“愛”と言葉を口にした…
「お、俺だって愛してる…ぁ、あ、…美菜子…美菜子…ぁぁ、ああ、…もうイッちゃうよ;…」
今まで必死に堪えていた脩ではあるが、もう限界だった…
「ダメだ…出る、イク…!!」
「あっ、ああっ、私も、ダメ…!!!」
美菜子が叫んだ瞬間、脩は限界に達する。
繋がったその先から熱い塊が放出され、美菜子の中を一瞬で満たしていく。
「ああ…熱い…」
ぐったりした美菜子の顔を見ながら、脩は身体の力を抜いていく。
はぁ…はぁ…はぁ…
熱い息を吐きながら、脩は美菜子の上に崩れ落ちる…
「凄い汗…ドキドキした心臓の鼓動が聞こえてくる…」
美菜子は汗で濡れた脩の髪をそっと撫でる…
「ああ、ガンダッシュしたみたいな気分さ…」
多少の疲れは感じるが、スポーツをした後みたいに気分は爽快だった。