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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 804

「あらぁホントだぁ…私はてっきり旬に担がれたのかと思っちゃったぁ…」
天野の表札の家から出てきたのは小柄の女子だった。

「あっ;…すみません…決して怪しい者じゃありませんから…」
脩は焦り言い訳する…

「クスッ…貴方って確か明日香の…?」

「あっ、は、はい…」
この人は有名だ。清美の天野、って言ったらカリスマ的支持のある生徒会長。
小柄だけど男勝りの腕っぷしを持つパワフルな子なんだよな…

「…もちろん、美菜子に対する思いも知ってますよ」
「あっ、それは…」
早くも悟られ脩は戸惑う。

「隣同士昔からの付き合いで、今週末も一緒に夫婦そろって旅行なんだ。仲が良すぎるのも困りものだよね」

親は今夜帰ってはこないってことかよ…
脩の顔は高揚してしまう…

「クスッ…よかったら家に上がってぇ、美菜子も呼んで来て上げるはぁよ…」
「えッ、でもそんな…」
「旬もいるんだから遠慮はいらないはぁ、何も君を襲うなんてことは無いから安心してぇ」

「いっ、いや俺は別に…」
「ふふふ、それとも美菜子と2人きりのほうがいいかな?今なら大丈夫だよ、男を見せるチャンス!」
「あ、あのねぇ…」

もう全く言ってる意味が分からないと脩はガクッと肩を落とす。

「大丈夫だよ」
「…?」
「思い切っていけば、美菜子は確実に君に振り向いてくれるはず」
「そう、かな…」

思いがけない相手に背中を押され、脩もだんだんと自信が持ててくる…
「頑張ってぇ!…初めは誰でも戸惑うもんだけど、私と旬だって初めは初めて同士だったんだよ〜」

うぇっ;…そこまでヤルつもりで来た訳じゃないんですけど;…
てか、僕はもう童貞じゃないんですけどね;…

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