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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 789

熱いものがこみ上げてくるのを必死でこらえる。
ここで泣いたりしたら、男じゃない、明日香に笑われる。
でも、なんだか、感慨深いような、それでも悔しいのと嬉しい気持ちが交差する。

「脩、見て」
「明日香…」
「一つになった、私たち、つながったんだ…」

脩は黙って、ゆっくり腰を動かした。

脩は天を仰ぎ奥歯を噛み締める…
それでも眼に溜まった涙が頬を伝い落ちていく…

乳房にポタッと落ちてくる脩のそれに明日香は気づいていた…
優しい脩…私の為に……
感激した明日香は繋がったまま上半身を起こし、脩の身体に抱き着いた…

「明日香…」
「脩、笑ってよ。私嬉しいんだから…泣いてる脩は昔から見慣れてるんだから…」
そう言ってる明日香が大粒の涙を流していた。
もらい泣きって感じじゃないよな…

「明日香…」
「もっと、もっと脩を感じさせて…!」

「明日香…」
その言葉は嬉しかった…その気持ちに感動すら覚える…
だけど明日香に強く抱きしめられていたんじゃ、脩は動くことすら出来ない;…

「分かったから分かったから…だからせめてもうちょっと力を緩めてくんないかな…」

「ごめん、ちょっと、私も興奮というか、思いが強すぎて」
「その気持ちは確かに受け取ったからさ」

再び明日香をベッドに寝かせる。
そして脩は彼女への思いをありったけ、身体にぶつけるのだ。

「あぁ!」
「大丈夫か、明日香」
「いい、すごくいい…初めて、脩ので、幸せぇっ…」

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