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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 779

他の男と寝ちゃうとどうしても比べちゃうんだろうな…でもきっと滝谷旬だって別の女の子としているはず。2人ともいろいろ経験して、その結果結ばれればいい、のかな…

「告白されたら、きちんとOK出しなよ」
「や、やだなぁ、まだ心に決めたわけじゃないのに…」

「そうやって二の足を踏んでちゃ駄目だってぇ、付合ってみないと分からないことって案外多いもんなんだからさ…」
確かにそうかもしれない…
修とだって話していなかったらこんな気持ちにはならなかったんだから…

「うん…ちゃんと考えてみるよ…」
舞の顔を見ながら、美菜子は努めて頬を上げた。

皆と別れて帰り道。
美菜子は自分の変化と今の気持ちをどうしても伝えたかった相手がいる。

「いつもありがとう、美菜子」
「だいぶ元気になってきたか?」
「私はずーっと元気ですけど」
自宅療養中の桃子。最近になって、以前の明るさが戻ってきたと美菜子は感じていた。

「お腹の子も順調なの?…」
「ええ、もうすぐ安定期…そうなれば少しは学校にも行こうと思ってる…」
桃子はまだ少しも出てきてはいないお腹をそっと撫でる…

「よかった…やっぱり桃子がいないとなんだか調子狂っちゃうんだよね…私には桃子が必要なんだってつくづく分かったよ…」

「ふふ、私も…いつも気にかけてくれる美菜子に、ホント感謝してる」
「私だけじゃないよ。舞も、みんなも…桃子が帰ってきてくれるのを待ってるから」
「うん、頑張る」

その健気な姿に、美菜子は心打たれ、自分にもまた頑張れと言い聞かせる。

「ところで、話変わるんだけどさ」
「うん」
「私、好きな男ができたかもしれないんだ」

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