風紀委員Girls! 759
その言葉に愛花を責め立てていた香音はハッとなって顔を上げる。
高嶺の花、いつもはお嬢様らしくおしとやかな伊織が卑猥な言葉を上げ、叫びながら快感に酔いしれている。
それは信じられないもの…でもどこかで安心してる自分もいる。
(伊織も普通の女の子ってことかな、ちょっと性に貪欲な)
「香音ちゃん…」
「はいはい、お待ちくださいね」
こちらもこちらで…似た者同士だね。
女の子だって一皮剥けば皆同じってことなのね…
お嬢様も何も関係ない…
誰だって男の子のモノには興味はあるし、エッチなことは男の子と同じように大好きなんだろうな…
香音は少し胸を撫で下ろし、ベッドサイドテーブルに置いてあるもうひとつのローターを手に取った。
伊織が激しい絶頂に達し、愛花も快楽に溺れていく。
そんな2人を前にして香音が触発されないわけがない。
取り出したローターを自分の感じる部分に当て、スイッチを入れた。
「ああっ、これいいっ!」
部屋に香音の喘ぎ声も重なり響く。
「やだぁはぁそんな声出してぇ〜、もしかしてこういうの使うの初めて?…」
快楽の極みにいた愛花は、香音のその声で現実に引き戻された。
「もぉおぉ香音ったらぁぁ…一人で何ヤッてる訳ぇぇ…?」
亮太の精液を内股に滴たらせながら、伊織も飽きた表情で香音を見てきた…
「あ…いや、その…」
周囲の視線が自分に一気に向いているのに香音は戸惑い、しどろもどろになる。
「ふふ、躊躇うことないよ」
「一緒に気持ちよくなりましょ」
なぜだか優しい顔をされるので余計に恥ずかしい気持ちになるじゃないか、香音は心の中で突っ込む。
「すぐに立ち直ると思うわ、代わりましょうか」
伊織はゆっくり身体を起こし、亮太から離れる。