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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 748

「なんだか岩戸光輝の件で話しているとは思えませんね…それにあの教師、大学出たてみたいに若いし、なかなかのイケメンですはぁ…」
香音はスーツ姿の男を見ながら舌舐めずりする。

「それもそうね…わざわざ黒獅子の教師が、青海の岩戸光輝の為に骨を折ることもないかぁ…」
考えてみると黒獅子と青海は犬猿の仲…それは教師とて同じことだった。

伊織と香音はお互いに頷きあって一歩踏み出す。
もちろん愛花のところに…

「愛花さん、どうかされましたか?」
「あっ、これは清美の…」
伊織の声に愛花が振り向き、笑顔で応える。
「ナンパですか、それとも因縁つけられてお困りでしょうか?」
「ふふっ、そう見えます?」

いえいえ全くそうは見えませんけどね…

「それじゃあこちらは…?」
伊織はまじまじとスーツ姿の男を見る。
香音の言っていた通りなかなかのイケメンだ…

「ご紹介しますねぇ、この人は黒獅子の教師に今年から就任なされた先生なんですよぉ…」

紹介された彼は申し訳なさそうに頭を下げる。
見た目はイケメンだけど、性格は押され気味の草食系だろうか。
伊織も香音も興味深く見つめる。

「愛花さんのお知合いですか?」
「まあ、そうなるかなぁ。カッコいいでしょう」
「ええ、もちろん♪」

「立ち話もなんですから、どこか入りましょうかぁ」

そう来たかぁ;…
「いいんですかぁ?…私たちなんかが一緒に…」

「やだぁは、そんなこと言わずに是非一緒に楽しみましょうよ〜」
楽しむって…;
そんなこと言われたら、いろいろと妄想しちゃいますって;…

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