風紀委員Girls! 75
「ぁ…」
探り当てた小さな突起を弄るのは、初めてではなかった…
それでも今までは、お気に入りのアニメの主人公を思ってでの、子供じみた作業でしかなかった…
「ぁ……」
指腹の下でそれを転がしながら、舞は旬との初体験を妄想していた…
「ん、んんっ、んん〜!!」
声を押し殺して、弄り続けているうち、舞はあっという間に絶頂に達してしまった。
「はあ…はあっ…」
ベッドにぐったり横になり、余韻に浸る。
こんな感情は、舞の中では初めてのことだった。
荒い息は、暫く収まりそうにもなかった。
愛液で湿ってしまったパンティーの滑りを感じたが、それを脱ぐ気にもなれなかった。
それでも舞の手には携帯が握られたままだった。
うっとりとした表情を浮かべ、改めて旬を見つめる…
旬の伸びやかな長い脚…
薄く段を見せる、割れた腹筋…
そこにしては縮れの無い黒々とした陰毛…
そして旬の…象徴…
舞はその旬の全てを、脳裏に焼きつけたかった。
それだけ自分は旬のことが好きなのだ。
旬の象徴、身体の一部分だけじゃない、旬のすべてが好きになってしまったんだ…
…自分は、旬に恋してしまったんだ…
「…これ、嘘じゃないよね…でも、誰にも相談できないよね…」
携帯の画面を元に戻しながら、舞は呟いた。
暫くまったりとした時間を過ごした後、舞は汚れてしまったパンティーを取り替える。
そういえば、旬のパンツ…
由真センセが持って来てくれたあのパンツは、まだ生徒会室にある筈だった。
返しに行かなくちゃぁ!
旬に会う口実を見つけた舞は、ニコニコ顔だった。