風紀委員Girls! 733
「は、はい…」
その言葉にしょんぼりしてしまう司。
ここで引いたらチャンスは二度とないかもしれない…しかし…
「仕方ないなぁ…」
舞は困りながらも連絡先を教えた。
「一応教えてあげる…でもほどほどにね…」
「ありがとうございます!」
そこでぱあっと明るい表情になる司なのだった。
そう、友達として付き合うだけ…
旬には何も後ろめたいことなんて無いんだ…そう自分を言い聞かせる…
「よかったの?…教えちゃって…」
夏織が心配して聞いてくる…
「うん…迷ったんだけど…これでサヨナラって言うのも寂しいじゃない…」
自分が司を求めて深みにはまることは避けたい。
でも自分を慕ってくれる可愛い男の子と一度きりの縁なのもちょっと…
舞は二つの思いに挟まれ悩んだ末の結論を出した。
…帰宅後、早速司からのメールがあった。
旬よりもずっとスマホの扱いに慣れていて、可愛らしい絵文字と使って…距離はどんどん縮まっている。
それが怖いと感じる自分もどこかにあるわけで…
友達として…と割り切ろうとするのだけど、どうしても司のモノが頭から離れないのも確かなのだ…
ごめん旬…
司とのメールでのやり取りを中段し、旬のあの画像を開く…
長身のスリムな身体は狩猟動物のようにしなやかで、何度見ても飽きることはない裸体だ…
だけどやはり…旬のソレは明らかに司のモノよりも見劣りしているのも確かだった…
男はモノの大きさじゃない、私は旬の優しくて、包み込んでくれる安心感に惹かれて…
必死に考える。
それでも司くんの逞しいモノが頭をよぎる。
「私、どうしたらいいの…」
2人の間で板挟みになりながらも、舞の手はアソコに伸びてしまう…