風紀委員Girls! 718
まあ勘違いとはいえこれだけ大勢の男に襲われたら一溜まりも無いだろう…
そう思うとこの大柄な男子だけでよかったのかもしれないと可憐は思う…
「優しくねぇ…相手の反応を見ながら感じる所を重点的に攻めるのよ…」
厳つい手を取り、ブラウスの中にそれを誘う…
ごつごつした大きな手が、可憐の服の中をはい回り胸に行き当たるとそこに集中して揉まれる。
大きくて無骨なのに何か温かみを感じる。
根っからの悪い奴じゃない、可憐はそんなことを考える。
「あん…その調子、もっと、もっとしてもいいよ。それと、キス、して…」
「い、いいのか!?」
乞うように可憐が見つめると、男は驚いて言葉を失う。
「あのぉ俺たちは…」
後ろ手にベルトで拘束された男子たちが堪らずに声を上げる…
見ると揃いも揃って股間に大きなテントを張っていた…
「いいから貴方たちは黙って見学していて頂戴…次期に私の友達が集まって来るでしょうから、それまではおとなしくしていなさいね…」
そう言いながら大柄な男と濃厚なキスを交わす可憐。
男の方は緊張から可憐の身体を強く抱きしめる。
キスはあくまでも優しく教え込むように…周囲からはため息が漏れ、生唾を飲み込む男たち。
「美咲から連絡があったよ。可憐が身体を張って助けてくれたって」
「それじゃ今度は可憐が危ないじゃない…」
「ここらしいよ…見るからに嫌な感じ…」
建物の外には舞、涼、夏織、恵美菜の4人がたどり着いていた。
見張りはいなかった…、夏織が重い扉をそっと開き中を覗く…
「やだぁ…男子たちは皆パンツ一丁…なんだか後ろ手に縛られているはぁ…」
「それは都合がいい…可憐の仕業かしらね?…」
「そうだったら凄いはぁ…あんなに大勢の男子を拘束しただなんて…」
「可憐のことだもの、上手いこと言ってコントロールしたんじゃない?…それで可憐は?」
「彼女は制服を着たままよ…大きな男に抱き着かれてはいるけど…」